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東京駅八重洲口に多言語対応クリニック開業

2023年12月1日、東京駅八重洲口直結のグランルーフ1に、外国人観光客の急増に対応したクリニック「Tokyo Station International Clinic」が開業しました。医療法人社団クリノヴェイションが運営する同クリニックは、英語と中国語に対応可能なスタッフを配置し、年中無休で朝9時から夜9時まで診療を行っています。

開業の背景

近年、円安や新型コロナウイルス感染症の5類移行を受け、日本への外国人観光客が急増しています。しかし、外国人対応可能な医療機関は少なく、言語の壁や日本の医療システムへの不慣れから、適切な医療を受けられないという課題がありました。

クリノヴェイションは、これまで5年間で約2万人の外国人患者を診療してきた実績を持つ東京ビジネスクリニック八重洲北口院での経験を活かし、東京駅というアクセス抜群の立地を選定しました。

多言語対応と最新技術の導入

「Tokyo Station International Clinic」は、患者が安心して受診できるよう、多言語対応と最新の技術を導入しています。ホームページは完全英語対応で、診療案内も分かりやすく掲載。予約システムも英語と中国語に対応し、スムーズな受診をサポートします。

さらに、キャッシュレス決済、リアルタイムな待ち時間表示、Suicaによる診察券利用など、利便性を高める工夫も施されています。

幅広いサービスを提供

同クリニックでは、内科、外科、小児科、皮膚科などの診療に加え、往診、オンライン診療、各種検査、診断書の発行、健康診断、ワクチン接種、美容注射など、幅広いサービスを提供しています。

保険診療はもちろんのこと、保険会社や旅行代理店との連携により、旅行中の急な体調不良にも対応。ホテルへの往診サービスなども提供し、外国人患者の安心安全をサポートします。

支払い方法もクレジットカードや電子マネーなど30種類以上に対応しており、外国人観光客だけでなく、近隣住民やビジネスパーソンにも利用しやすいクリニックとなっています。

安心・安全な医療を提供

「Tokyo Station International Clinic」は、

1. いつでも気軽に相談できる場所
2. 母国の言語と文化を理解した安心できる場所
3. 国際基準の医療と接遇を提供できる場所

という3つのコンセプトを掲げ、質の高い医療サービスを提供することに注力しています。院長である田陽医師をはじめ、経験豊富なスタッフが、患者一人ひとりに寄り添った医療を提供しています。

まとめ

東京駅という立地の良さ、多言語対応、そして幅広い医療サービスにより、「Tokyo Station International Clinic」は、訪日外国人にとって頼りになる存在となるでしょう。今後、ますます増加する外国人観光客の医療ニーズに対応し、日本の医療ツーリズムの発展にも貢献することが期待されます。

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