アパレル業界向けクラウドシステム新連携の衝撃
最近、アパレル業界では業務の効率化が求められていますが、特に販売管理や出荷業務においては、データ管理が煩雑になりがちです。そこで、新しい連携システムが注目されています。
新たに始まった「One'sCloset」と「ロジザードZERO」のサービス連携
アパレル業界専門のクラウド販売管理システムである「One'sCloset」と、物流管理システム「ロジザードZERO」の連携が始まりました。この新しい協力によって、業務プロセスが大幅に改善されることが期待されています。具体的には、従来の煩雑なデータ処理から解放され、販売管理システムから出荷指示がスムーズに行えるようになるため、業務の効率化が図れるのです。
煩雑さからの解放
これまで、委託倉庫や外部倉庫では特定の形式のCSVデータを生成し、メールで送信する必要がありました。このプロセスは手間がかかり、ミスが生じやすいものでしたが、今回のAPI連携により、問題が一気に解消されるのです。
1. それぞれのプラットフォームの強み
この連携において注目すべき点は、双方のシステムがアパレル業界に特化しているところです。「ロジザードZERO」は、アパレル卸向けのWMSとしてスタートした背景があり、アパレルや雑貨関連のユーザーが多数利用しています。一方で「One'sCloset」もアパレル専門のクラウド販売管理システムとして、多くの機能が豊富に揃っています。
2. カスタマイズが不要な利便性
また、「ロジザードZERO」では多くの企業が標準機能だけで業務を遂行できており、約70%のユーザーがカスタマイズせずに活用しています。これにより、初期の導入手続きが簡便になると共に、運用後の効率も高められます。これらの機能はアパレルビジネスのニーズに応えるために考えられており、無駄なカスタマイズを極力排除した、普遍的なシステム設計がされています。
クラウドWMSについて
「ロジザードZERO」は、2012年に販売を開始した自社開発のシステムであり、高いコストパフォーマンスと柔軟性を兼ね備えています。特に導入へのスピード感、365日対応のサポート体制は、全国の多くの倉庫で信頼を得ています。すでに1,241の現場で稼働しており、業界ではトップシェアを誇っています。
One'sClosetの機能
一方で、「One'sCloset」は月額定額制の販売管理/在庫管理システムであり、アパレル業界の商慣習に応じた豊富な機能を提供しています。これにより、全国のアパレル企業が在庫管理や受注処理を効率的に行うことが可能になります。
API連携の概要
今回の連携では、商品マスタ、取引先マスタ、発注/入荷予定、入荷実績、受注/出荷指示、出荷実績の各項目においてAPI連携が可能となっています。ユーザーからのフィードバックを反映し、さらなる機能拡張を目指す姿勢も大いに評価されています。
さらなる期待の新連携
アパレル業界は変革を遂げようとしており、新しいサービス連携によって一層の業務効率化が図られます。今後、両社の連携によってどのような新しい機能が提供されるか、ユーザーの期待は高まるばかりです。
会社概要
このサービスを提供するのは、株式会社フレイトリンクスジャパン。大阪に拠点を置き、ソフトウェアの開発と販売を行っています。社長の中村貴寿氏のもとで、地域の物流を支えるパートナーとしての役割を果たしています。
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ますます便利さを増していくアパレル業界の未来に期待が寄せられます。