パナソニックのAI帳票OCR「WisOCR」が新機能を搭載
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社は、2025年10月16日よりAI帳票OCR「WisOCR」シリーズに二つの新機能を追加することを発表しました。その名も「AIマスター検索」と「修正履歴学習」。これにより、帳票処理業務がさらなる効率化を実現します。
新機能の概要
1. AIマスター検索機能
「AIマスター検索」は、OCR処理の結果からAIがマスターデータを自動で検索し、その結果を補完する機能です。これにより、RPAやマクロを使用することなくデータ整形が可能になり、実用的なCSVファイルへの出力が実現します。これにより、基幹システムへのデータ連携がスムーズに行えます。
2. 修正履歴学習機能
「修正履歴学習」は、顧客ごとの修正履歴を学習し、次回のOCR処理に自動的に反映させる機能です。これにより、通常の誤認識修正作業を大幅に削減することができます。データ入力精度も向上し、ミスの軽減が期待できます。
新機能追加の背景
「WisOCR」シリーズは、帳票テキストデータ化だけでなく、全体の処理業務を効率化することを目指しています。お客様から「読み取り結果をもっと簡単に基幹システムに連携したい」「修正作業をもっと手間なく行いたい」といった要望に応える形で新機能を搭載しました。
それぞれの機能の効果
「AIマスター検索」により、必要なデータが補完された状態で出力されるため、データの整形や連携が大幅に簡素化されます。一方で「修正履歴学習」は、手動での誤認識修正作業を不要にし、業務の負担を軽減します。これにより、処理スピードも向上します。
AI帳票OCR「WisOCR」シリーズの活用イメージ
新機能の活用により、従来時間がかかっていた帳票処理業務が効率化され、業務全般のスピードアップが期待されます。デジタルと現場知見を融合させることで、作業からの解放を図り、人の可能性を高める製品開発に力を入れています。
今後の展望
パナソニックは、引き続きお客様のニーズに沿った機能改善や追加を行う方針です。今後も進化を続ける「WisOCR」シリーズにご期待ください。私たちのパーパスである「現場知見とデジタルで人をカイホウする」に基づき、更なる製品向上を目指してまいります。
詳細情報
パナソニックのAI帳票OCR「WisOCR」に関する詳細は以下のリンクをご参照ください。
AI帳票OCR「WisOCR」
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