株式会社フォーカス、業界初のサービスを開始
株式会社フォーカスが運営するオリジナルグッズ製作サイト「CLAT-JAPAN」は、2024年10月1日から、オリジナル商品の実物サンプルを無料で作製するキャンペーンを実施します。このサービスは、他の会社では未だ実現されていない新しい試みで、オリジナルデザインの商品を依頼されたお客様に向けて設計されました。商品が正式に受注される前に、実物サンプルを提供することで、色や質感、文字の表現を確認できるのです。
サービスの意義
このサービスを開始した背景には、顧客のニーズに応えるというフォーカスの信念があります。実際のところ、学校の部活動や会社のレクリエーションのためにオリジナル商品を注文するお客様が多いのですが、こうしたニーズに対して、試作品やサンプルをもっと自由に使える形で提供したいという思いがあったのです。これにより、顧客は納得のいくデザインを製作できるだけでなく、自由に何度でも修正を依頼することができます。サンプルを受け取った後も、それに基づいて調整が可能な点が大きな魅力です。
これまでの経緯とサービス改善
従来はサンプル作製に対するリクエストには有料での対応を行っていましたが、社会の変化や顧客の意見を受けて、この新しいキャンペーンを導入しました。これは単に営業戦略ではなく、顧客に安心してサービスを利用していただくための一環でもあります。企業文化の「for customer」を具体化し、今後もサービスを拡充していくことを約束しています。
企業の成り立ち
フォーカスは2009年に創業され、主にBtoBのグッズ販売を手掛けてきました。特にプリントTシャツの事業を中心に成長してきたフォーカスは、顧客から送られてくる感謝のメッセージによって、その事業の意義に気づくことができました。その結果、2012年からはより社会的利得を優先した形でビジネスを展開しています。特に高品質な商品を迅速に提供することで、顧客に感動を与えることに努めてきました。
売上と今後の展望
フォーカスの売上はここ数年で急激に成長しています。2019年の12.6億円から2023年には29.2億円へと躍進しました。この成長を支えているのはEC販売の強化であり、全体の売上高のほとんどがEC経由であるという事実が示すように、オンラインビジネスにおいて真価を発揮しています。
2020年のコロナ禍では、売上が大きく減少し、倒産の危機に直面しましたが、導入した融資を元に設備投資を行い、さらには社員の年収を引き上げることに成功しました。それにより、2021年には目標を大きく上回る成長を果たし、早期の回復を実現しました。今後は海外市場への進出や一部上場を目指して、全社員が一丸となって新たなビジョンに向かって取り組んでいます。
以上を通じて、フォーカスの実物サンプル無料作製サービスは、業界の常識を覆す新しい動きとして、顧客にとって非常に価値の高いものとなるでしょう。サービスを通じて、様々なニーズに応え、さらなる満足を提供することにフォーカスがどのように取り組むのか、今後の展開に期待が寄せられます。