ヒューリックグループ、新たな再生可能エネルギーへの挑戦
ヒューリック株式会社(HLC)とその関連会社であるヒューリックエナジーソリューション(HES)、クリーンエナジーコネクト(CEC)は、再生可能エネルギーを活用したオフサイトコーポレートPPAサービスで協業を開始しました。この取り組みでは、約70MWの非FIT小型太陽光発電所を約800か所開発・運営し、2026年7月から2029年3月にかけてヒューリックグループの各施設へ供給される予定です。
背景と期待される効果
HLCは、日本政府が掲げる2050年のカーボンニュートラル目標を支持し、温室効果ガスの削減に向けた具体的な取り組みを推進しています。特に、Scope 2およびScope 3の削減に関しては、2029年までに全ての保有建物で使用する電力を100%再生可能エネルギーで賄う計画が進められています。
再生可能エネルギーを活用したオフサイトコーポレートPPAサービスは、企業が長期的に安定して再生可能エネルギーを調達できる手法として注目されています。また、分散型電源のモデルは、環境への負荷を低減し、地域社会との共生にも貢献できると期待されています。
今回の協業により実現される供給量は年間73GWhと見込まれ、これは年間使用電力量の約20%に相当します。
災害時の地域レジリエンスへの貢献
新たに開発される非FIT小型太陽光発電所には、CECが提供する「備えるコンセントⓇ」が導入されています。このサービスは、災害などによる停電時に周辺住民が太陽光発電によって生成された電力を利用できる装置です。これにより、災害時の電力供給の確保に繋がり、地域のレジリエンス向上を目指します。
今後の展望
HLCグループは2019年からRE100に加盟し、2023年にその目標を達成しました。本取り組みを通じて、再生可能エネルギーの導入を一層加速し、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを強化していくとしています。
CECは、脱炭素を目指す企業に対して最適なグリーン電力の導入を支援し、全国に分散した非FIT小型太陽光発電所を利用して、迅速かつ計画的なCO2削減を実現しています。今後も、HLCの再生可能エネルギー調達の拡大に寄与することで、持続可能な社会の構築に貢献していくことでしょう。
この協業は、ヒューリックグループにとって重要な一歩であり、企業としての社会的責任を果たすための新たな挑戦が続きます。