シェルパス株式会社が展開する新たなキャリア開発プログラム
シェルパス株式会社は、2024年7月より自らのキャリアを自律的に開発していくための支援プログラムを発表しました。このプログラムは、日本で初めてAIを活用した研修定着システム「シェルパ」を利用し、12週間にわたって参加者のキャリアビジョンを明確にする手助けをします。この新しいアプローチは、従来のキャリア研修が抱える問題を軽減し、効率的に学びを深めるための画期的な解決策です。
従来のキャリア研修の課題
従来型のキャリア研修には、長時間の拘束や、日常業務に戻った際の内容の忘却といった問題がありました。そのため、参加者が実際に研修を活用できないことが多くあったのです。これに対し、シェルパスが提案するのは、研修時間を最小限に抑えつつ、日常の業務において継続的な思考を促す新たな学びのスタイルです。
プログラムのフェーズ
このプログラムは、全体を3つのフェーズに分けて進行します。各フェーズは4週間ずつ設定されており、自己理解から実行設計まで段階的に構築されていきます。
Phase1|探索・内省(1~4週目)
最初のフェーズでは、キャリアの意義を整理し、自己の経験や価値観を整理します。この段階では、参加者一人一人が自らの強みを再確認し、基盤となる自己理解を深めることが目指されます。
Phase2|構造化・接続(5~9週目)
次のフェーズでは、組織における期待や自身の役割を理解し、将来の目標との関連性を明らかにします。これにより、今の職務と将来のビジョンをつなげることが可能になります。
Phase3|統合・言語化(10~12週目)
最終的なフェーズでは、各自のキャリアビジョンを具体的な形に言語化し、その実現に向けた計画を立てます。本プログラムを通じて得られた洞察を基に、確実性のある具体的なアクションプランを策定することが重要です。
AIシェルパによるサポート
プログラムの鍵となるのは、AIとの定期的な対話です。週に1回、約15分間のセッションでは、AIが適切な質問を投げかけることで参加者の内面を深掘りし、キャリアの進路に対する本質的な気づきを促します。
さらに、AIは個々の状況や価値観に応じた、個別最適化されたキャリアの基本方針を形成するサポートを行います。この点において、従来のキャリア開発プログラムでは困難だった個別対応が可能になります。
職場主体のキャリア開発
また、シェルパスでは人事部門や上司が限られたリソースの中で行うキャリア支援を補完するかたちで、AIが全社員のキャリア開発を推進します。これにより、全ての社員が自己のキャリアに対して主体的に取り組むことができるのです。
シェルパス株式会社の代表取締役、新井豪一郎氏は、これまでのキャリアにおいて数々の経験を積んできました。日本国内でのキャリア研修の新しいスタイルを確立することにより、より良い社会の形成を目指しています。
このプログラムは、未来のキャリア形成を考える上での大きな一歩となることでしょう。自律的なキャリア開発を実現するための新しい知識と体験が、参加者各自に与えられることを期待しています。