株式会社リキマンが成し遂げた業務改革
東京でシェア約9割を誇る建設資材メーカー、株式会社リキマンが2025年7月に導入した「Leach 生成AI顧問」が、業務の改革をもたらしました。導入から約8ヶ月で、荷札作成工数をなんと90%削減するという目覚ましい成果を上げました。この記事では、東京支店長の磯田猛仁様とソリューション室の西川元基様にインタビューし、導入の背景や、実際に得られた成果、そして未来へのビジョンについてお伺いしました。
1. リキマン金具とは
株式会社リキマンは、建設用の挟締金具「リキマン金具」を開発・製造・販売しています。この金具は、建設現場で大型の重機や資材を支えるための重要な役割を果たしています。特に、リキマン金具は設置・解体の速さに優れ、完成度の高い建設現場を支えています。磯田様によれば、溶接やボルト締めに比べ作業速度が30〜50%向上し、東京の大規模ビル建設でも多く採用されています。
2. 導入前の課題
ただし、リキマンにも課題はありました。西川様は、AI導入のきっかけは「業務の効率化」にあると語ります。特に、大きな課題として挙げられたのが、手作業による検収書の作成、IT調達コストの妥当性判断、そして基幹システムのカスタマイズ時におけるコミュニケーションの難しさです。これらの課題を解決すべく「Leach 生成AI顧問」を導入する決断に至りました。
3. Leachを選んだ理由
導入にあたっては、複数のAIサービスが候補に挙がったものの、業務活用のしやすさや現場に沿った提案力が決め手になりました。ここでも重要なポイントは、経営層の理解を得て、社内での導入をスムーズに進めるための環境作りでした。
4. 導入後の成果
導入後、特に注目すべきは荷札作成の自動化です。これにより工数を90%も削減でき、業務の効率が飛躍的に向上しました。具体的には、基幹システムから出力されたCSVデータを使用し、Googleスプレッドシートでの自動化が実現しています。また、次のステップとして検収書のデジタル化も進めており、さらなる工数削減を目指しています。これにより、社員たちは業務負担が大幅に軽減され、AIの活用をより実感するようになりました。
5. 社内のAI浸透
導入初期には、AIへの不安が広がっていたものの、現在では「優秀な秘書がついた」という認識に変わりつつあります。たとえば、荷札作成の自動化によって目に見える負担軽減が実現したことも大きいでしょう。また、Slackを通じた相談も活発化し、疑問点を迅速に解決することでAI活用が加速しています。
6. 今後の展望
株式会社リキマンの最終的な目標は、業務効率の向上を通じて、週休3日制の実現です。これにより優秀な人材を引き寄せられるだけでなく、社員の働きやすい環境づくりに繋げていく計画です。さらに、ITシステムの連携の深化を進め、より多面的な業務改革を図りたいと考えています。
7. 同業の企業へのメッセージ
生成AIの導入に際しては、社内の風土や環境が大きな影響を与えます。まずは小さな成功体験を積み重ね、経営層の理解を得ることが重要です。リキマンの導入事例から、多くの企業が何かの一歩を踏み出せることを期待しています。