やる気スイッチグループ、寺小屋グループを子会社化し教育サービスを拡充へ

やる気スイッチグループ、寺小屋グループを子会社化

株式会社やる気スイッチグループは、愛媛県を中心に運営されている学習塾「寺小屋グループ」を2024年12月2日付で連結子会社化すると発表しました。この動きは四国地域における教育サービスの強化を目指したもので、両社の教育メソッドや地域密着型の運営技術を統合し、より質の高い学習環境を提供することを目指しています。

教育メソッドを融合し地域貢献

寺小屋グループは45年の歴史を持ち、愛媛県に特化した教育サービスを展開しています。一方、やる気スイッチグループは50年以上の教育ノウハウを活かし、個別指導や幼児教育、英会話など多様なプログラムを提供しています。これらのリソースを融合させることで、地域の子どもたちに対する教育の質を高め、学習機会を公平に広げることが期待されています。

地方教育改革の重要性

やる気スイッチグループは、地方における教育の地域格差を解消することを重要視しており、愛媛県を拠点とする寺小屋グループを傘下に持つことで、その実現を加速させる狙いです。このたびのグループ化により、次の取り組みが計画されています。

1. 地方教育と地場産業の活性化
愛媛県や四国地域でメディアや金融機関と協力し、地方教育のモデルを作成して地方産業も活性化。

2. 個別指導の強化
「スクールIE」と「TOP-PA」の経験を活かし、愛媛県を中心に個別指導塾を更に展開。

3. 幼児教育市場の開拓
小学生以上の受験生だけでなく、幼児を対象とした教育ブランドも新たに導入し、教育市場の枠を広げます。