新たな生き方の提案！「ぼーっとする大会」が虎ノ門ヒルズで開催

日本初開催の「ぼーっとする大会」は、2023年11月3日（金）に虎ノ門ヒルズのオーバル広場で行われます。この大会は、デザイナーであるウップスヤン氏が2014年に韓国でスタートし、今では全世界6カ国で話題となっています。韓国と文化的背景が似ている東京での開催には、大きな意義があると考えられています。

大会の主な目的は、「働き方・生き方の見直し」です。多忙な日常を送る日本人にとって、「時間がない」「忙しい」という問題は身近なものです。例えば、育児に追われるお母さんや、企業で働くサラリーマン、さらには学校の先生や生徒たち、みんなが毎日のタスクに忙殺されています。そんな日々の中で、「一旦、ぼーっとしてみませんか？」というメッセージを強く発信しています。

日々の頑張りの中で、自分自身が本当に大事にしたいことは何なのかを見つめ直す時間を提供することを目指します。大会に参加することで、「ぼーっとすること」自体が新たな価値を持つことを感じることができれば、参加者にとって大きな意義があるのです。

大会への出場者は一般から募集され、実行委員会の選考を経て決まります。参加希望者は、職業や立場を象徴する装いで出場し、それぞれが自分なりの「ぼーっとする瞬間」をどう表現するかが楽しみの一部となります。大会では、参加者の心拍数を測定し、そのリラックス具合を技術スコアとして評価します。

具体的な日程は、11月3日の13:00から17:00まで。会場となる虎ノ門ヒルズには人々が集まり、ただぼーっとする時間を共有します。審査方法もユニークで、観客の反応や審査員の評価を基に、芸術性と技術的なリラックス度合いの両方から参加者が評価されます。この際に見つけた新たな生き方へのインスピレーションは、多くの人に広がることを願っているのです。

また、この大会には特別な機会も用意されています。最も「ぼーっとする時間」に価値を見いだした参加者には、海外への招待が用意されています。これは、一見無価値に感じる時間が、本来はどれほどの価値を持つかを考える貴重な体験になるでしょう。

参加者募集は2023年9月27日から始まり、10月20日までの期間となっています。応募資格は特に設けられていないため、誰でも気軽に参加可能です。参加費は無料で、公式サイトからのエントリーを受け付けています。興味がある方は、ぜひこの機会に「ぼーっとする」体験をしに来てください。

大会の主催者であるウップスヤン氏は、このイベントを通じて、「ぼーっとすることが新たな価値へと繋がるはず」と語り、楽しみながら自分自身を見つめ直す契機を多くの人に提供できることを願っています。

ぼーっとする大会は、現代人に向けた新たなライフスタイルの提案として、一度顔を出してみる価値のあるイベントと言えるでしょう。