誕生日に中古ブランドを贈る時代の到来？実態調査結果

誕生日に贈る中古ブランド品、今どきの実態

誕生日プレゼントとして中古ブランド品を贈ることは、果たして一般的なのだろうか。最近の調査では、20代から60代の男女を対象に、このテーマが扱われた。この調査は2021年4月に行われたもので、結果はオンライン形式で名簿登録された100名以上の対象者から得られたものだ。

調査結果の概要

調査の結果、「誕生日に中古ブランド品を貰うのはありか？」という質問に対し、「あり」と答えたのは38%に過ぎず、62%が「なし」と回答した。中古品への抵抗感が強いことが伺える。一方で、中古でも受け入れられるアイテムについては、1位が「カバン・バッグ」（26票）、2位が「時計」（25票）、3位が「財布・キーケース」（20票）と続いた。

中古ブランド品を贈ることの是非

「あり」と答えた人々にその理由を尋ねると、中古品の中には新品では手に入らないプレミアものが存在するためなどの意見が挙がった。また、贈り物には贈った人の気持ちが込められているとの考えも見られた。

一方「なし」と答えた人は、主に「中古品は持っていた人の使用状況がわからないため不安」とか、「金銭を送る方が有意義」という意見を示した。特に40代男性の中には、使用感に対する偏見を示す声が目立った。

喜ばれる中古品の種類

特に誕生日プレゼントとして「嬉しい」とされる中古ブランド品には一定の傾向がある。カバンや時計は常に高い人気を誇り、次いで財布などがお気に入りとされている。また、洋服やアクセサリーの人気も根強い。

さらに、「中古でも嬉しいブランド」として上がった名前には、シャネルやエルメス、ルイヴィトンなどが見受けられ、これらは特にヴィンテージ品が価値を持つため注目されている。特に20代女性の間では、新品では手に入らないアイテムを求める傾向が見られた。