キヤノンMJの出資で栄養食が進化
2024-10-29 21:13:55

キヤノンMJが高齢者向け栄養食企業LacuSに出資、未来の食文化を革新

高齢者向け栄養食開発企業への出資



キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は、高齢者の栄養に特化した完全栄養食を開発・販売する株式会社LacuSへ出資を行いました。この出資は、キヤノンMJとグローバル・ブレイン株式会社が共同運営するコーポレートベンチャーキャピタルファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を通じて行われました。このファンドは、社会課題解決を目的とした新たな事業創出を目指しています。

LacuSの革新的なアプローチ



LacuSは、新潟県新潟市を拠点に活動する企業で、フードテックとケアテックを融合させた革新的な食体験を提供しています。同社が開発した「Me ICE」は、高齢者向けの完全栄養食アイスであり、低栄養状態にある高齢者が楽しみながら栄養を摂取できる商品です。高齢者が直面する誤嚥のリスクを軽減しつつ、食感を楽しむことができるこの新たな食体験は、他の栄養補助食品とは一線を画しています。

出資の背景と目的



キヤノンMJグループは、社会課題に対する取り組みを強化するために「R&B(Research & Business Development)推進センター」を2024年1月に設立しました。このセンターは、新たな価値を創造するためのオープンイノベーションを推進し、スタートアップ企業や教育機関、行政などとの協力関係を築いています。

出資の狙いは、特にWell BeingやBusiness Transformationの分野での事業・サービスの創出にあります。近年、高齢者の低栄養問題は深刻化しており、疾病や加齢による食欲の低下などが要因となっていますが、LacuSの事業はこの問題への解決策を提供することが期待されています。

キヤノンMJグループの支援



今回の出資を通じて、キヤノンMJグループは「食を通じた健康の維持と豊かな生活の提供」をテーマに新たな価値を創出していくことを目指します。また、グループが持つマーケティング力や顧客基盤を活用することで、LacuSのさらなる成長を支援していく計画です。これにより、高齢者向けの食事に新たな希望をもたらすことが期待されています。

今後の展望



LacuSは今後もアイス以外の商品の開発にも力を入れることを表明しています。他の食品やサービスと連携することで、さらに幅広いニーズに応えられる企業となることが期待されています。今後の事業展開に関する情報は、キヤノンMJグループの「R&B」推進センターのウェブサイトで順次公開される予定です。

キヤノンMJとLacuSの手を結ぶことで、高齢者の食体験がどのように進化するのか、今後の展開から目が離せません。


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会社情報

会社名
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
住所
東京都港区港南2-16-6
電話番号

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