大阪・ミナミに新たな広告媒体が登場!
大阪・ミナミ地区の中心地、「なんば広場」で新たな広告手段が誕生します。名称は「なんば広場フラッグ」。この新しい広告媒体は、広場内の照明柱を活用し、2025年12月1日より申込受付を開始し、2026年3月から本格的に運用される予定です。
なんば広場は、休日で約21万人、平日で約11万人が行き交う地域の中心的なエリアであり、今回のフラッグ広告は、この特異な人流を活かしたプロモーション手法として期待されています。これにより、企業やブランドはそのメッセージやビジュアルを効果的に発信できる環境が整うのです。
フラッグ広告の特徴
なんば広場フラッグの特徴は、照明柱全10基を使用した構造で、全体的なアピールが容易になる点です。広告の掲出には、安全性と景観の調和が考慮されており、街の景色と一体化したかたちで広告が展開されます。これにより、歩行者にとっても視認性の高いコンテンツが提供され、統一感のある世界観の演出が可能となります。
さらに、フラッグは防炎ターポリンIJ出力ハトメ加工が施され、両面表示が可能。サイズはフラッグがH2,000×W600(mm)で、広告面はH1,600×W600(mm)です。この媒体は、4週間の掲出期間が基本で、原則水曜日にスタートするなど、定期的な広告展開を助ける柔軟性も備えています。
新たなアプローチ
これに加えて、なんば広場には屋外ビジョンである「なんば広場Vision」も存在し、2025年10月に設置されたこのビジョンも新メニューを追加します。企業の多様なニーズに応えるため、長期プランやプレミアム長期プラン、イベント連動放映などのプランがスタートします。これにより、特定の季節やイベントに合わせた広告展開が可能となり、効果的なブランドの認知をサポートします。
具体的には、長期プランが1ヶ月から1年間まで対応しており、企業が持つマーケティング戦略に応じた期間で出稿することができます。また、「プレミアム長期プラン」では、特定の企業が年間365日広告を出稿できる特権があり、圧倒的な放映機会を提供します。
広告収益の再投資
こうした広告活動から得られる収益は、なんば広場の維持管理に使用され、街の価値向上にも寄与します。清掃や警備などの基本的な管理活動だけでなく、地域への再投資も行われるとされるため、広告主にとっても地域貢献が感じられる良い機会となるでしょう。
担当者は、広告事業が進む中で多くの企業からの関心が寄せられていることに手応えを感じています。「フラッグ広告はこれまでにない形で広場全体へブランドの認知を広められる効果的な手段です」と語り、今後の展開に期待を寄せています。
この新しいフラッグ広告となんば広場Visionを活用した取り組みが、地域の活性化につながるとともに、企業にとっても新たな広告戦略を構築する場となることが期待されます。