エコ循環の挑戦
2024-08-19 19:46:19

エコ循環を通じて京都の未来を切り開く京・森の精油所の挑戦

エコ循環を通じた地球保護の新たな試み



京都府福知山市に位置する株式会社アルヴェアーレが運営する「京都・森の精油所」が新たなプロジェクト、KYOTO SDGs Projectを始動しました。これは、地元の天然素材を利用し、地球環境への負担を減らすことを目指す事業であり、特に注目すべきは、オレンジ果皮のアップサイクルによる製品の展開です。

京都・森の精油所の背景



京都・森の精油所は、精油の製造と販売を通じて、日本の香り文化を広める取り組みをしています。この事業は、地域の素晴らしい自然の恵みを最大限に活かし、持続可能な方法で精油を精製することを目的としています。

自動販売機から出る廃棄予定のオレンジ果皮を回収し、それを薪窯で蒸留してオレンジ精油に加工するというプロセスは、まさに循環型経済を体現している例と言えるでしょう。このオレンジ精油は、洋ミントとブレンドされ、石鹸やボディ・ヘアオイルミストが作られます。これにより、「飲む」「洗う」「潤う」の3つの側面でエコ習慣を促進しようという視点が見受けられます。

限界集落での挑戦



福知山市下佐々木で活動する中で、私たちは「限界集落」とも呼ばれる地域への移住を決意しました。高齢化が進むこの集落では、地域共同体が機能しなくなる危機を抱えています。しかし、私たちはこの地域に新たな価値を創出し、持続可能な社会を育むための挑戦を続けています。特に、地元の資源を活かし、薪窯を使った精油の抽出は、その象徴的な取り組みです。

循環型資源としての薪



薪は持続可能な資源であり、京都の森を管理することが、二酸化炭素排出の抑制につながります。福知山市の山林は76%が森林であり、定期的に伐採された木材は新たな芽を育むための環境を提供します。これにより、持続可能な森林管理が行われ、CO2の中立が実現されると考えられています。

未来を見据えたSDGsの実現



KYOTO SDGs Projectのビジョンは、 地元の天然資源を適切に活用し、未来の世代へ美しい自然環境を引き継ぐことです。廃棄物の発生を抑え、地域の経済を活性化させることが狙いです。これにより、心豊かな地域づくりと自然環境の保護が同時に達成されます。

私たちは、京都・森の精油所を通じて、この美しい里山を守りつつ、地元の素材を活かした製品展開を行っています。更なる発展を目指して、クラウドファンディングを通じて仲間を募り、社会の役に立つ活動を続けていきます。

最後に



私たちの活動は、単なる製品作りに留まらず、未来の環境を守る意義あるプロジェクトです。今後も、地域とともに持続可能な未来を築き上げるための努力を惜しまず、さらなる進展を目指していく所存です。


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会社情報

会社名
株式会社アルヴェアーレ
住所
京都府福知山市下佐々木612番地
電話番号
0773-33-0002

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