アートのようなブックデザインを楽しむ新刊『クリエイティブ・ブックデザイン』

アートとデザインが融合した新刊『クリエイティブ・ブックデザイン』

2025年の6月、グラフィック社が、新たに『クリエイティブ・ブックデザインユニークな印刷・加工・製本アイデアコレクション』を発表します。この本は、特に独創的なブックデザインに焦点を当てており、84冊のBOOKやZINEを厳選して紹介しています。従来の本の概念を超え、アート作品のような個々のストーリーや世界観を見事に表現した作品群が揃っています。

本書の概要

本書は「包む」「隠す」「折る」「切る」「壊す」という5つのカテゴリーに分かれ、各作品のデザインや製本手法について詳細に探求しています。これにより、読者は本の多様性と、美しさを新たな視点から体感できるでしょう。特に注目すべきは、ブックデザイナーやデザインスタジオ、アーティストへのインタビューが収録されている点です。これらのインタビューでは、各クリエイターの創作の舞台裏や、彼らが持つデザインへの情熱について語られています。

目次の魅力

本書には、「はじめに」「起源をたどれ！」「創作探求！」「デザインの声を聞く」「図解の索引」「制作者の索引」といった目次が設けられています。これにより、自分が興味のあるトピックをすぐに見つけることができ、また新たな発見を期待させます。特に「創作探求！」のセクションでは、各作品の背後にあるクリエイティブプロセスに深く迫ります。

監修者と出版社について

本書は、デザインとアートの専門出版社であるセンドポインツ・パブリッシングが手掛けており、著名なデザイン誌編集者である小林功二（LampLighters Label）が監修を務めています。小林氏は、多くのデザイン・DTP専門誌での編集経験を持ち、自らも著作や共著を数多く発表しており、業界では非常に信頼されている人物です。彼の知見が生かされた本書は、デザインに興味がある人々にとって必携の一冊となるでしょう。