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坐禅で心を一つに！曹洞宗大本山總持寺が全国８ヶ所を巡る禅イベント

曹洞宗大本山總持寺は、開祖・瑩山禅師の没後700年を記念した特別企画として、全国８ヶ所を巡る体験型イベント「總持寺 世界禅Challenge - Zen in One -」をスタートさせました。

このプロジェクトは、年齢、性別、国籍、宗教を問わず、坐禅を通して人々の心を一つにすることを目的としています。11月から約半年かけて、北海道から福岡県まで８ヶ所の寺院を巡回し、横浜鶴見の大本山總持寺とオンラインで繋ぎ、坐禅体験や法話、クイズなどを実施します。

瑩山禅師の教えと坐禅の意義

瑩山禅師は、曹洞宗の教えを全国に広めた重要な人物です。曹洞宗の教えの根幹は坐禅にあり、現代社会の情報過多の中で、自らの内面に目を向けることの大切さを改めて提示しています。坐禅は、ただ座るだけでなく、呼吸や自身の感覚に意識を集中することで、心の平穏を見つけるための実践です。

イベント概要

第1弾は11月5日（日）、石川県輪島市の總持寺祖院と横浜鶴見の大本山總持寺で同時開催されました。イベントは、小さなお子さんから大人まで楽しめる企画が予定されており、坐禅を通して日常を生きるヒントを提供することを目指しています。

参加費は無料です。今後の開催予定地は、北海道釧路市の定光寺、岩手県奥州市の正法寺、愛知県名古屋市の正法寺、岡山県小田郡の洞松寺、福岡県福岡市の安國寺、福井県永平寺町の大本山永平寺などです。

ラジオ番組とのタイアップ

このプロジェクトは、TOKYO FM/JFNの朝の情報番組「ONE MORNING」とタイアップし、「NEW TREND ONE supported by 總持寺 世界禅Challenge」として、毎月第3月曜日に番組内で紹介されます。ラジオを通して、より多くの人に坐禅の魅力や瑩山禅師の教えが伝えられることが期待されます。

曹洞宗と瑩山禅師

曹洞宗は、鎌倉時代に道元禅師が中国から伝えた仏法を基に、瑩山禅師によって全国に広められました。現在、全国に約1万5千の寺院と1200万人の檀信徒を抱える大きな宗派です。坐禅の実践に加え、日々の生活における感謝の心を大切にすることを修行としています。

700回大遠忌

瑩山禅師没後700年を記念した「曹洞宗大本山總持寺 太祖 瑩山禅師700回大遠忌」では、本イベントの他に、様々な企画が実施されています。現代社会においても、瑩山禅師の教えは多くの人々の心の支えとなっています。

まとめ

「總持寺 世界禅Challenge - Zen in One -」は、坐禅を通して現代社会のストレスや不安から解放され、心の安らぎを見つける機会を提供するプロジェクトです。多くの人々が参加し、坐禅の素晴らしさを体験することで、心豊かな社会の実現に貢献することが期待されます。 このイベントは、宗教的な枠を超えて、多くの人々に開かれたものです。坐禅に興味のある方はもちろん、日々の生活に疲れた方、心を落ち着かせたい方にとって、貴重な体験となるでしょう。

関連リンク

サードペディア百科事典: 曹洞宗 瑩山禅師 總持寺

Wiki3: 曹洞宗 瑩山禅師 總持寺