「伝える」を深掘り!若者向けメディア発信者集中講座
認定NPO法人Dialogue for People(以下、D4P)が主催する「D4P メディア発信者集中講座2022」は、未来を担う若者に向けて開催される、3日間の集中講座です。社会課題をテーマに、ジャーナリストや評論家など第一線で活躍する講師陣が登壇し、「伝える」ことの重要性や影響力、可能性について学びを深めます。
充実のカリキュラム
本講座は、講義とディスカッション、そして実践的な取材とレポート作成という3つの柱で構成されています。
1. 著名講師陣による講義
- - 荻上チキ氏(評論家)「メディアとは?」
- - 伊藤詩織氏(ジャーナリスト)「視覚と聴覚で伝える映像ジャーナリズムの魅力」
- - 小川たまか氏(ライター)「性暴力に関する報道について―被害者バッシングとタブー化の過去―」
- - 師岡康子氏(弁護士)「ヘイトスピーチと報道」
- - 佐藤慧氏(D4P代表)「表現方法の選択/取材される側の視点」
- - 安田菜津紀氏(D4P副代表)「写真で伝える/取材は頂きもの」
各講師は、社会課題に近い立場で「伝える」を実践してきた経験豊富な専門家です。最新のメディア論から現場取材の裏側まで、貴重な学びが得られます。
2. 参加者同士のディスカッション
講義後には、徳田太郎氏(日本ファシリテーション事務局長兼会長)をファシリテーターに迎え、参加者同士でディスカッションを行います。講義内容についての感想や疑問を共有することで、学びを深め、新たな視点を得られます。
3. 実践的な取材とレポート作成
2日間の講義を受けた後、参加者は自身の関心のあるテーマについて取材を行います。そして、その成果をレポートにまとめ、最終日には講師陣からフィードバックを受けます。講義で得た知識を実践的に活かし、アウトプットすることで、理解度をさらに深めることができます。
社会課題への関心を深める
本講座は、インターネットやSNSの発達により、誰もが発信者となりうる現代において、「伝える」ことの影響力や役割、課題について考えることを目的としています。社会問題や国際情勢への理解を深め、これからの社会をより良い方向へ導くための発信力を磨くことができます。
講座概要
- - 開催日程:2022年8月13日(土),14日(日),9月3日(土)
- - 時間:10:00~18:40(初日のみ9:30から)
- - 会場:都内(ご取材頂ける方にご案内します)
- - 対象者:原則18~25歳(講座初日の8月13日時点)で、「伝える」ことに関心がある人
- - 募集人数:24名(審査の上、先行通過連絡済)
- - 参加費:3,000円
多様な参加者
本講座は、社会のこれからを担うZ世代の方々を対象に募集されました。定員を大幅に上回る応募があり、審査の結果、高校生から社会人まで、幅広い年齢層の参加者が集まりました。興味関心も、難民、紛争、環境問題、人権、ジェンダーなど多岐にわたります。
D4Pについて
D4Pは、「すべての人の基本的人権が守られ、さまざまな違いを越えて多様性が認められる世界」を目指し、世界中の社会課題を取材し発信することで、人々の意識を変え、より良い社会の実現を目指しています。
参加して得られるもの
- - メディアリテラシーの向上
- - 社会課題への理解を深める
- - 伝えるためのスキル習得
- - 社会貢献への意識を高める
- - 同じ志を持つ仲間との出会い
「伝える」ことの重要性を学び、未来を担う発信者へ!
本講座は、単に情報を伝えるだけでなく、その影響力や責任を深く理解し、より良い社会の実現に向けて発信していくための力を養うことができます。社会課題に関心があり、自身の考えを発信していきたいと考えている方は、ぜひご参加ください。