フォーミュラE東京大会のオープニングセレモニーが盛況の中開催
2025年2月10日、新宿区の東京都庁で「TOKYO GX ACTION × フォーミュラ E 東京大会 PR イベント オープニングセレモニー」が行われました。このイベントには、フォーミュラEオペレーションズのCEOであるジェフ・ドッズ氏と東京都知事の小池百合子氏が参加し、新型の電気自動車(EV)「GEN3 Evo」のリリースが披露されました。
注目のレーシングカー「GEN3 Evo」
セレモニーのオープニングを飾ったのは、期待の新型レースカー「GEN3 Evo」のアンベールです。登場した瞬間、会場からは大きな拍手が起こり、フォーミュラEへの関心の高さが伺えました。新型車両は加速スピードやパフォーマンスが飛躍的に向上しており、特に0-60マイル加速においては1.8秒という驚異的な数字を達成しています。これにより、従来のF1カーよりも約30%早い加速が可能になったのです。
都知事からのエキサイティングな発表
小池都知事は、昨年のイベントの大成功を振り返りつつ、今年の大会が5月17日と18日の2日間にわたって開催されることを発表しました。都知事は同時に、イベント内で行われる「TOKYO GX ACTION」についても言及し、参加者が新しいEV技術を実際に体験できるワークショップや、CO2削減に向けた学びの場が用意されていることを伝えました。さらに、フォーミュラEのパブリックビューイングも実施予定です。これはファンにとって貴重な体験となるでしょう。
ジェフ・ドッズCEOのメッセージ
続いて、ジェフ・ドッズCEOも壇上に立ち、東京での開催を心から楽しみにしている旨を表明しました。昨年の大会のチケットが早々に完売したことを振り返り、今年のチケットが本日より先行販売されると発表しました。新入りのヤマハや、日産の参戦、そして新型車両が加わることが参加者にとっての見どころになると強調しました。特に四輪駆動機能や改善されたパフォーマンスは、今大会の魅力を増す要素となるでしょう。
フォーミュラEとは
フォーミュラEは、FIAの認証を受けた世界初の電動自動車によるレースシリーズとして有名です。カーボンニュートラルの理念の下、持続可能な未来を目指すためのモータースポーツプラットフォームでもあります。フォーミュラEは、著名な自動車メーカーが参加し、電気自動車の技術を推進する場でもあります。
ABBの取り組み
このイベントに関与しているABBは、エレクトリフィケーションとオートメーションのリーダーとして、持続可能な未来に向けた様々な取り組みを行っています。すでに140年以上の歴史を持つABBは、技術革新を通じて、効率的で持続可能な産業を実現するために日々努力しています。
フォーミュラE東京大会は、電気自動車の未来を考える良い機会です。新たな技術の体験や、エンターテイメントを通じて、持続可能な未来について考えるきっかけになればと願っています。