高校ダンス部が賞受賞
2024-08-22 17:05:18

大阪産業大学附属高等学校がDANCE CLUB CHAMPIONSHIPで初の漢字テーマ賞を受賞!

大阪産業大学附属高等学校がベストストーリーテリング賞を受賞



この度、大阪産業大学附属高等学校が、全国高等学校ダンス部選手権「DANCE CLUB CHAMPIONSHIP(DCC)」において新設された「ベストストーリーテリング賞」を受賞しました。この賞は漢字二文字のテーマをもとにした作品が評価されるもので、初回の受賞校として注目を集めています。

DCCは高校ダンス部がその技術と創造性を競い合うイベントで、毎年多くの学校が参加します。今年から新たに加わったこの賞は、ダンス作品のテーマが漢字二文字で表現され、その深い意味や視点が評価されるものです。

受賞テーマ『人為(いつわり)』



大阪産業大学附属高等学校は、自校のダンス部が表現した作品テーマ『人為/いつわり』で、他校を圧倒しました。このテーマは、「他人を傷つけないために」と「自分を傷つけないために」をテーマにしたもので、外見を飾ることが本当の自分を隠すことに繋がるという深いメッセージが込められています。これにより、作品には気づかぬうちに形成される偽善の側面が浮かび上がりました。このテーマは、ダンスを通じて伝えたい深い人間観を巧みに表現しています。

審査の観点とコメント



この賞の審査に関しては、公益財団法人日本漢字能力検定協会が協力しており、作品の漢字への理解をどのように表現するかという視点で審査が行われました。当協会の代表理事である山崎信夫氏は、受賞作品の秀逸な視点を評価し、このテーマが持つ心理的な深さを指摘。人間の本質に触れたテーマが、ダンスを通じてどのように昇華されていくかを期待しています。

文化的な意義も考慮



日本漢字能力検定協会の取組みとしては、「今年の漢字」や「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」などを通じて、漢字の深さや楽しさを広める活動に尽力してきました。DCCとのコラボレーションは、文化的かつ教育的な意義があるとし、漢字をテーマにした評価がなされることは、学生たちが日本文化に触れる良い機会となるでしょう。

今後の活動と展望



今大会で新設された「ベストストーリーテリング賞」は、ダンス表現の独創性を高めるための一環として設けられました。審査員は参加者がどのように漢字とその意味を表現したのかに注意を払い、作品の本質を理解し合うことが大切であると述べています。DCCの公式サイトでは、今後の大会情報や参加校の紹介が行われています。

全国の高校ダンス部による新たな可能性が、この賞によってさらに広がることが期待されています。若者たちの斬新なアイデアがどのようにダンスとして具現化され、文化を形成していくか、今後の動向に注目が集まります。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
日本漢字能力検定協会
住所
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。