伯東とAqrose Technologyの提携
伯東株式会社(東京都新宿区)が、中国のAqrose Technology Co., Ltd.との販売代理店契約を締結しました。この契約により、伯東はAqroseのカスタマイズされた産業用AI画像検査技術を日本市場に展開する運びとなります。
Aqrose Technologyの紹介
Aqroseは2017年、清華大学のAI実験室からスピンオフした企業です。主に産業用AI画像検査に特化し、電子部品やEV、半導体、自動車、食品、製薬など、広範な業界において20,000件以上の導入実績を誇ります。400名以上のスタッフを抱え、研究開発や現場支援に特化した体制を整えています。
日本市場におけるニーズ
製造業界では、製品の小型化や高精度化が進む中で、従来の手法では対処できない複雑な欠陥の検出や多品種の製品からの切替に関する課題が増えています。特にコネクタや精密電子部品の分野では、わずかな傷や寸法のズレが機能不良を引き起こすため、高精度の検査が求められています。このようなニーズに応えるべく、Aqroseの技術力と伯東の顧客基盤を組み合わせることで、より実用的なAI検査を普及させることが目指されています。
SV2000マルチカメラAI検査システム
Aqroseの主力製品であるSV2000は、インライン品質管理向けに特化したAI画像処理システムです。このシステムの特徴は以下の通りです:
- - 高精度・高速処理: 寸法測定精度は0.005mm未満、また3ピクセル以上の微小欠陥を安定的に検出します。
- - 多様な検査対応: 欠陥検出、寸法測定、組立検証などを単一プラットフォームで処理し、高反射や異材質の素材にも対応可能です。
- - 現場導入重視の設計: 高速なモデル学習と品種切替の迅速さを念頭に置いた設計が施されています。
双方の意見
Aqroseの日本担当である章浩棠氏は、「日本の製造現場においては、検査品質と現場運用性の両立が重要です」と述べています。また、伯東の執行役員、山本泰弘氏も「Aqroseの技術力と伯東の商社としての知見を組み合わせることで、製造業界の検査課題に対する解決策を提供できることを期待しています」とコメントしました。
未来展望
今後の展望として、双方の強みを生かして日本国内の製造現場にAIによる検査能力を展開し、業界全体の効率化と精度向上を図ることが目指されています。Aqroseの高技術力と伯東の市場知識の融合が、製造業に新たな風をもたらすことでしょう。
詳しくは
Aqrose Technologyの公式サイトを訪問ください。