通院を便利にする「クロンスマートパス」の新機能
通院時の面倒な手続きを軽減するために開発された「クロンスマートパス」は、医療機関でのキャッシュレス決済を実現するサービスです。この度、新たに「AIクイック会計」と「電子処方箋対応」機能が追加され、患者や医療機関の利便性がさらに向上しました。
AIクイック会計機能の導入
新しく追加された「AIクイック会計」機能は、患者が診察を終えた後、タブレットで処方箋や領収書などを撮影するだけで、AIが自動的に患者を特定します。これにより、処方箋や領収書と会計金額の自動紐づけが可能になり、手作業での入力作業が不要になります。医療機関では、これまで手動で行っていた処方箋の送付作業や会計金額の入力が大幅に効率化され、時間の節約に繋がります。
電子処方箋の普及
電子処方箋は、従来の紙媒体の処方箋をデジタル化したもので、2023年1月から全国での運用が開始されて以来、多くの医療機関で導入されています。医療機関から電子処方箋の発行を希望する患者には、紙での受け渡しが不要となり、すぐ帰宅できることが大きな利点です。患者は「クロンスマートパス」を利用して、診察後にスマートフォンから自動的に会計が行われるため、受付での待ち時間が大幅に短縮されます。
医療サービスの向上
また、電子処方箋により、患者の処方・調剤情報が一元化されます。これにより、医療機関と薬局間の情報共有がスムーズになり、重複投薬のリスクを軽減することができます。対面診療においても、患者に寄り添った医療サービスの提供が期待されます。このように「クロンスマートパス」は、医療機関と患者双方にとって利便性を高める技術を提供し続けています。
クリニック経営者向けウェビナー
ただいま「クロンスマートパス」の新機能追加を記念し、クリニック経営者向けのウェビナー「クリニック敏腕経営者が教える、キャッシュレス決済サービスの、失敗しない選び方のコツ」が開催されます。医療業界の最新のキャッシュレス決済サービスの導入方法や効果について知見を深める良い機会です。このウェビナーでは、実際にキャッシュレス決済サービスを活用しているクリニック経営者による具体的な事例も紹介され、参加者は直接質問することもできます。
ウェビナーの詳細は次の通りです。開催日:9月24日(火)19:00〜20:00。参加申し込みは
こちらから。
「クロンスマートパス」とは?
「クロンスマートパス」は、患者があらかじめ登録したクレジットカードから自動的に決済を行う通院専用のキャッシュレス決済サービスです。現在1,500以上の医療機関で使用されており、会計時の現金やカードのやりとりが不要になるため、患者と医療機関双方の時間短縮に繋がっています。
このサービスは完全無料で利用可能であり、患者はQRコードを使ってスピーディに受付を済ますことができます。診察を受けた後は、待ち時間なしで処方箋を受け取るだけで診療所を後にすることができるため、非常にスムーズな通院体験が実現しています。
今後も、株式会社MICINは「クロンスマートパス」の機能アップデートを続け、医療サービスのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していく方針です。医療をより身近で簡単に利用できる環境作りを進めていくことに期待が寄せられています。