IT点呼キーパーが実現する新たな安全管理
テレニシ株式会社が開発した「IT点呼キーパー」は、貨物や旅客の運行を支えるためのクラウド型点呼システムです。最近、このシステムは自動血圧計4機種と連携し、運行管理の安全性を一層高める機能を追加しました。
新たな連携機能とは?
この新機能により、ドライバーの血圧を測定し、その結果をリアルタイムで確認することが可能になります。対象の自動血圧計は次の3社から提供されています。
- - オムロン ヘルスケア: HBP-9020-JPとHBP-9030
- - エー・アンド・デイ: 診之助Slim TM-2657
- - タニタ: 業務用全自動血圧計 BP-900
これらの機種を使用することで、対面での点呼やIT点呼を行う際に、血圧測定が容易に行えるようになりました。事前にドライバーの健康状態を把握することで、乗務前にリスクを予測し安全対策を講じることができます。
業務品質の向上
この機能を活用することで、点呼時の業務品質も向上します。運行管理者は管理画面から測定結果を確認し、必要に応じてアクションを取ることが可能です。また、血圧測定の結果を専用の点呼簿に出力することができ、記録管理もスムーズに行えます。
利用開始と料金について
この血圧計連携のサービスは、2019年12月2日に開始されました。オプション利用料は月額2,000円ですが、これは基本の利用料金(10,000円/月)を支払う必要があります。これにより、より便利で安全な運行管理が実現します。
IT点呼キーパーの基本機能
IT点呼キーパーは、ドライバーと運行管理者がビデオ通話を通じてやり取りできるシステムです。アルコールチェックや点呼を行う際、相手の顔を見ながら安心して確認を行うことができます。これにより、どの場所からでも容易に点呼結果をクラウドに保存・確認できるという利点があります。
安全確保への取り組み
最近の運転行動の中で、飲酒運転の防止が重要な課題になっています。IT点呼キーパーは、これに対する強固な対策として注目されています。テレニシ株式会社は、今後もお客様のニーズに応じた機能の改善とシステムの拡充に努めていく方針です。
将来的には、ドライバーの健康管理を一層強化し、安全に運行を行う手段を提供していくことで、業界全体の安全性向上に寄与していくことが期待されています。詳しくは
IT点呼キーパーの公式サイトをご覧ください。
お問い合わせ
テレニシ株式会社への問い合わせは、0120-105-447(平日9:00〜18:00)までお電話ください。メールでの問い合わせは
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