新刊『図解でわかる! 形骸化させない 研修体系とスキルマップのつくりかた』のご紹介
企業における人材育成は、成熟した組織であればあるほど必要不可欠なものとなります。しかし、研修が単なる形式的な行事になってしまっていることも少なくありません。そんな悩みを解決するための新しい書籍が、株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンより2024年12月に出版されます。本書『図解でわかる! 形骸化させない 研修体系とスキルマップのつくりかた』は、実務に直結した効果的な人材育成のノウハウを集約した一冊です。
形だけの人材育成からの脱却
多くの企業が、研修プログラムを整備しているものの、その実効性や目的が不明確であったり、現場で求められるスキルに合致していなかったりするため、実際に業務に役立てられていないケースが多く見受けられます。この本は、経営戦略に基づいた人材強化の課題を整理し、求める人材像を明確にし、さらにそれに基づいた研修体系やスキルマップの作成方法を解説しています。これにより、自社にマッチした教育制度を構築するための知識が得られます。
研修体系とスキルマップの重要性
本書では、研修体系とスキルマップについても具体的に解説しています。研修体系は、組織内の各階層や職種を考慮し、どの職種の社員に対してどのような研修を行うべきかを整理したものです。一方、スキルマップは、業務に必要なスキルを可視化するツールであり、これにより従業員の適切な配置や育成が可能になります。研修の効果を最大化させるためには、Off-JT(教える)とOJT(育てる)の両方のアプローチが重要です。
実践しやすい内容
本書の特筆すべき点は、理論だけでなく、実践的な内容が豊富に盛り込まれていることです。形骸化することを防ぐ具体的な見直し方法や改善策も示されており、読者が自分の会社の現場で役立てられるような内容になっています。さらに、全体を通して数多くの図解やフレームワークが用意されているため、視覚的に理解しやすく、実際に人事担当者が自社の人材育成システムを構築する手助けになります。
シリーズの第3弾
本書は、企業の人事関連の著作として評価が高い『図解でわかる! 戦略的人事制度のつくりかた』や『図解でわかる! 失敗しない人事制度の運用のしかた』に続くシリーズ第3弾です。著者である株式会社フィールドマネージメント・ヒューマンリソースの小林傑、山田博之、野崎洸太郎氏は、経営戦略と人材育成を直接結びつける方法論を豊富な実例を交えて提供しています。この書籍は、研修や教育施策の意義を見直し、自社の人材の能力を向上させたいと考える方にとって必読の書となるでしょう。
こんな方に最適
人材育成に関わる担当者や人事部門のリーダー、経営層の人々にとって、この書籍は非常に有用です。また、他部門から人事へ異動した方や新卒で人事に配属されたばかりの方も、効率よく人材育成の基本と本質を学ぶことができるでしょう。
書籍情報
- - 書名: 図解でわかる! 形骸化させない 研修体系とスキルマップのつくりかた
- - 発売日: 2024年12月20日(オンラインストアは先行発売)
- - 仕様: B5判変型/216ページ
- - 定価: 2640円(税込)
この新刊を通じて、多くの企業が効果的な人材育成を実現できることを期待しています。