セイコーの新コレクション「パワーデザインプロジェクト」始動！

セイコーの「パワーデザインプロジェクト」始動！

セイコーウオッチ株式会社が探求する「パワーデザインプロジェクト」により、腕時計の新たな可能性が広がります。このプロジェクトは、セイコーの歴史を基に革新的なデザインを追求するものであり、今月の12月5日（金）にファーストコレクションが発売されます。

長い歴史を持つセイコーの挑戦

セイコーは1881年の時計修理と販売から始まり、1892年に掛時計の製造に取り組みました。1913年には国産初の腕時計「ローレル」を完成させ、その後も絶え間ない革新を続けています。2001年に始まった「パワーデザインプロジェクト」は、2009年まで続いていましたが、2022年に復活。それ以来、セイコーのウオッチデザイナーたちが腕時計の楽しさを探求し続けています。

初のコレクションのテーマは「REBIRTH」

この新プロジェクトの復活後、2022年のテーマは「REBIRTH -転生-」。セイコーの長い歴史の中から特に特徴的な腕時計７本を選び、それを新たな視点で生まれ変わらせる挑戦が行われました。そして、その中から特に注目される1本が新コレクションとして商品化されることとなりました。

新たに生まれ変わった腕時計の魅力

デザインを手掛けたのは、プロダクトデザイン部の菅沼佑哉氏。今回のモデルは、1984年に発売された「セイコーティセ」のブレスレットウォッチにインスパイアを受けています。当時、セイコーは革新的なクオーツムーブメントを提供し続ける一方で、日常使いに適した小さなブレスレットウォッチを提案していました。このモデルは、当時の特性を引き継ぎつつ、現代の感性に合ったデザインへと昇華されています。

具体的なデザイン特徴

今回の腕時計は、12時と6時の位置に異なるサイズのこまを配置し、アシンメトリーなデザインを採用。ファッション性を高めた軽やかさを体現し、6時側には特別に多面カットを施したこまが配置されています。この遊び心のあるデザインが、着用者の心を躍らせることでしょう。

また、仕上げにはヘアラインと鏡面を組み合わせ、洗練された輝きを生み出しています。カラーラインアップにはシルバー、ブラック、ゴールドの3色があり、各ダイヤル色に応じた時分針の鏡面仕上げが採用されています。これにより視認性も向上し、外観の美しさが一層引き立てられています。