全国高校生プレゼン甲子園で輝く最優秀賞
2025年8月23日、全国高校生プレゼン甲子園の決勝大会が福井県のハピリンホールで行われました。この大会は、全国から選ばれた777チームの中から、厳選された10校がプレゼンテーションを競い合う場ともなっています。
決勝大会の様子
今年のテーマは「多様性と寛容性が織りなす未来に向けての提言」。多くの参加者が自らのアイディアを通じて、社会問題について真剣に考え、未来のビジョンを示す機会となりました。プレゼンターたちの熱意と情熱がホールに満ち溢れ、その中で繰り広げられた質疑応答は、各校のプレゼン内容への深い理解が求められるものでした。
最終的に最優秀賞に輝いたのは、早稲田佐賀高等学校の「Team生あんこ」。彼らのプレゼンテーションは審査委員から高く評価され、他の追随を許さない説得力を持っていました。彼らが提案する「第二の実家」をテーマにした内容は、共感を呼び、多くの聴衆の心を掴んだのです。
受賞校の一覧
優秀賞は福井県立高志高等学校の「タツノオトシゴ」や、専修学校クラーク高等学院大阪梅田校の「MemoRize」などが受賞。また、特別賞には鹿児島情報高等学校の「大道芸高校生が魅せる魔法の数分間」が選ばれました。
そのほか、奨励賞を受賞したチームには青森中央高校や静岡県西遠女子学園の自然科学部、国際高等学校の「Bridge Builders」などが含まれ、多様な切り口からの発表が評価されました。
審査基準
審査は、テーマに対する考察や根拠、論理性、独創性、メッセージの伝わりやすさが重要視されました。また、スライドのデザインやプレゼンターの話し方、説得力など、多岐にわたる基準が存在しました。質疑応答の際の応対力も、評価のポイントとして大きな影響を与えました。
実行委員会のメッセージ
全国高校生プレゼン甲子園実行委員会は、次世代を担う青年たちが自らの声を届けられるプラットフォームを提供することで、より良い社会の実現へとつなげていくことを目指しています。プレゼンテーションスキルは、これからの社会生活において非常に重要な要素です。若い力がいかに想像力豊かに、社会を変革する力を持っているかが、今回の大会を通じて明らかになりました。
今後もこの大会が続くことで、さらなるアイディアと情熱を持った若者が育まれることを期待しています。大会の詳細や参加校の詳細は公式サイトにて確認できます。