高橋陽一先生が登場！『マンガのラジオ』での収録イベントをレポート

高橋陽一先生が登場した特別収録イベント

2023年12月13日、東京都内で開催された「マンガのラジオ」の公開収録において、名作『キャプテン翼』で知られる漫画家、高橋陽一先生がゲストとして登場しました。このイベントは、株式会社viviONがスポンサーを務め、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーがパーソナリティを務める番組の一環として行われ、一般のファン向けに無料公開されたもので、多くのファンが訪れました。

高橋陽一の創作秘話

当日のトークでは、高橋先生が自身の漫画家としての道のりを振り返りました。幼少期に『巨人の星』や『ドカベン』といった作品に影響を受けた経験や、アシスタント時代を経て、どのようにして『キャプテン翼』を生み出したのかを語りました。また、当初は人気が低迷していたものの、象徴的な技「オーバーヘッドキック」を生み出した第4話の描き直しが転機となったというエピソードも披露されました。

この収録では、改めて作品の魅力や高橋先生の情熱がファンに伝わる場となり、特に「物語を残すことの重要性」について語った部分には、場内のファンたちも温かい拍手で応えました。

南葛SCへの想い

談話の後半では、高橋先生がオーナーを務めるサッカークラブ「南葛SC」の現状と夢について言及しました。「Jリーグ進出を目指し、将来的には『キャプテン翼』ミュージアムを併設したスタジアムを築きたい」と熱く語り、出席したファンたちからは力強い応援が返されました。

放送予定とクリエイター支援の姿勢

今回の公開収録で収録された内容は、2024年1月4日（日）から全4回にわたり配信される予定です。このラジオ番組では、高橋先生が漫画を創り始めた当初から現在に至るまでの貴重なエピソードが含まれており、多くの方にとって聴く価値がある内容です。

また、viviONはクリエイター支援を重視し、「ユーザーとクリエイターが楽しみながら幸せに生きていける社会を実現する」という目的のもと、イベントを支援しています。高橋先生への敬意を込めて、南葛SCの公式パートナーとしても多角的な支援を行っており、ファンの皆さんにもその情熱をしっかりと届けていく考えです。

高橋陽一先生のプロフィール

高橋陽一先生は1980年に『キャプテン翼』でデビューし、以降さまざまな作品を世に送り出しています。1983年にはアニメ化され、2017年にはシリーズ通巻100巻を達成しました。また、サッカーチーム南葛SCのオーナー兼代表取締役としても活躍しており、漫画だけでなく、幅広い分野での活動が注目されています。現在も『キャプテン翼ライジングサン FINALS』が連載中です。