ロンシャンが新作ショルダーバッグ「リプレイ」を発表！持続可能なファッションの新たな一歩

フランスのラグジュアリーブランド、ロンシャンは2025年1月7日、持続可能なファッションを目指す「リプレイ」コレクションの新作を発表します。このコレクションは、メゾンのアトリエに眠っていた余剰素材を再利用し、新たな価値を生み出すものとして注目されています。

ロンシャンは1948年、フランス・パリでジャン・キャスグランによって創業され以来、ラグジュアリーと創造性を融合させた独自のスタイルを発信してきました。現在では、サステナビリティに配慮した取り組みを通じて、環境保護を意識したファッションを提案しています。この「リプレイ」コレクションは、その理念を具現化したものであり、環境負荷の軽減を目指す姿勢を示しています。

新作ラインにはカラフルで遊び心溢れる「Re-Play Sangle（リプレイサングル）」と「Re-Play Patch（リプレイパッチ）」が登場。これらはアトリエの熟練職人によって丁寧に制作され、素材の個性とこだわりが感じられるアイテムとなっています。

「Re-Play Sangle」は、ツートンカラーのショルダーストラップを編み込んだバケットバッグで、サイズはH22×W13.5×D13.5cmとコンパクトながらも存在感があります。価格は91,300円（税込）。このバッグは、アーティチョークやビートルートといった色合いを持ち、ファッションにアクセントを加えます。

一方、「Re-Play Patch」は、余ったレザーを縫い合わせて作られたトップハンドルバッグ。H15×W22cmのXSサイズは79,200円（税込）、H36.5×W36cmのLサイズは151,800円（税込）で、どちらも多彩なカラーパレットを展開しています。オーベルジーヌレッドやキャロットオレンジ、バレリーナピンクといった色合いは、それぞれの個性を引き立てます。これらのバッグには、ロンシャンのロゴ入りのベジタブルタンニングレザーラベルが施され、さりげないアクセントとなっています。

これらの新作は、日本国内では公式オンラインストアや「ロンシャンラメゾン表参道」、「ロンシャンラメゾン銀座」、一部のブティックで展開されます。各店舗によって取り扱う商品が異なるため、ぜひお早めにチェックしてください。

ロンシャンは、創業以来70年以上の歴史を持ち、フランスの伝統と現代的なエレガンスを融合させてきました。特に、日本の折り紙からインスパイアを受けた「Le Pliage（ルプリアージュ）」や独特な形状の「Le Roseau（ルロゾ）」など、時を超えたデザインのバッグコレクションは多くのファンを魅了しています。

また、ロンシャンは「We produce, we care, we repair」というモットーのもと、サステナビリティを重視し、2019年からは再生素材を採用した製品の開発に取り組んでいます。2022年末までにすべての「ルプリアージュ」がリサイクルナイロンに切り替えられるなど、環境への配慮がなされています。

新作「リプレイ」コレクションは、サステナブルなファッションへの試みを体現するものであり、ロンシャンのクリエイティブ・ディレクター、ソフィ・ドゥラフォンテーヌ氏が語るように、メゾンが大切にしているサヴォアフェールとクリエイティビティを活かした作品でもあります。これからの持続可能なファッションの在り方を考える上で、重要なコレクションとなることでしょう。

新作を手にとって、ロンシャンの世界観を楽しんでみてはいかがでしょうか？持続可能なファッションの一端に触れながら、あなただけのスタイルを楽しむ機会です。