大阪・関西万博に向けた映像コンテンツが完成
2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、専門学校HALが中心となり、学生たちが制作した映像コンテンツが完成しました。このプロジェクトは、大阪メトロ アドエラとのコラボレーションにより実現したもので、次世代を担うクリエイターたちが活躍する場となっています。
プロジェクトの概要
本プロジェクトでは、HALのCG・映像制作を専攻する最高学年の学生たちが「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマに連動し、未来社会の姿を想像力豊かに表現した映像作品を制作しました。18のチームが参加し、それぞれの作品は審査員によって評価され、3つの優れた作品が選ばれました。
審査は、クリエイティビティ、ストーリーテリング、技術的完成度、テーマ適合性、視覚的魅力の5つの基準に基づいて行われました。その結果、最優秀賞、優秀賞、Osaka Metro ADERA賞がそれぞれ決定されました。
大阪・関西万博とは
大阪・関西万博は、「未来社会の実験場 – People's Living Lab -」というコンセプトの下、2025年4月から10月まで大阪の夢洲で開催されます。バーチャル万博は、3DCGを用いてオンラインで再現された万博会場で、ユーザーはアバターを通じて、さまざまな展示やイベントを体験できます。この新しい形の万博は、スマートフォンやPC、ヘッドマウントディスプレイを通じてアクセス可能となる予定です。
受賞作品の紹介
最優秀賞
- - 作品名: long for 憧れた世界を見に行こう
- - 代表者: 佐藤 優音(HAL東京)
この作品は、シンプルながらも奥行あるビジュアルと先見的なストーリー展開が高く評価されました。
優秀賞
- - 作品名: 未来を開く > 紙の世界で見る未来
- - 代表者: 山﨑 英成(HAL大阪)
ネコを主人公にして、未来都市を探索するユニークな視点が注目されました。
Osaka Metro ADERA賞
- - 作品名: 進化の過程に触れ希望を取り戻す少女の物語
- - 代表者: 金川 祐也(HAL東京)
可愛らしいビジュアルとスムーズなカメラワークで、希望のテーマが感動を呼びました。
審査員の反響
審査員からは、学生たちの創造力と技術力に対する称賛が寄せられました。最優秀作品を見た審査員は、「子供の頃に描いた世界が実現するような演出で、未来を覗きたくなる」と絶賛。ほかの作品についても、「未来社会の描写が斬新でインパクトがある」と高評価を受けています。
公開の予定
優秀作品は、2025年1月から2月にかけてOsaka Metroのデジタルサイネージで15秒バージョンが放送されるほか、万博の開催期間中には全18作品のフルバージョンが「Osaka Metro ADERAルーム」にて公開される見込みです。
会社の取り組み
大阪メトロ アドエラは、今後も大阪・関西万博の広報・プロモーションを支援し、産学連携を通じて次世代のクリエイターを育成していく考えです。