CBRE東京本社が「WELL認証」にて最高ランクを取得！健康的なオフィス環境の実現へ

CBRE東京本社がWELL認証プラチナを取得

CBRE（シービーアールイー）東京本社が、国際的な環境評価システムであるWELL認証において、最高評価の「プラチナ」を獲得しました。WELL認証は、建物の環境が人の健康や幸福に与える影響に焦点を当てたもので、米国のIWBIによって運営されています。この認証は、10の健康関連要因を基準に評価され、得られた評価に応じてプラチナ、ゴールド、シルバーのいずれかのランクが付与されます。

CBREの取り組み

CBREは東京本社のリノベーションを完了させ、2024年1月には新たなオフィスとしてオープンします。このリノベーションの中で、社員一人ひとりが健康的に働ける「ヒューマンセントリックオフィス」を目指しました。環境に配慮しつつ、人々の距離感を近づける空間を創造することが目標です。特に、健康や快適性に貢献するハード・ソフトの両面からのアプローチが評価され、WELL認証を取得しました。

ハード面での取り組み

具体的には、以下のようなハード面での工夫がなされています。

- 環境に配慮した設計：光や音の快適性を考慮したゾーニングを採用し、明るさや静けさを保っています。これは無駄のない空間づくりに寄与しています。
- エルゴノミクスに基づく設備：上下昇降デスクや高機能のチェアなど、体への負担を軽減する道具を取り入れています。
- 休息スペースの充実：仮眠ルーム「ちょっと寝ルーム」が設けられ、光・音・香りを巧みに演出し、リラックスできる空間を提供しています。
- 理念に沿ったアートワーク：各エリアのコンセプトにマッチしたアート作品が展示され、視覚的な快適さを追求しています。

ソフト面での取り組み

さらに、健康に寄与するソフト面の施策も充実しています。

- 社内カフェメニューの改善：より栄養価の高いメニューを採用し、野菜やフルーツをふんだんに使った健康的な食事が提供されます。
- メンタルヘルスサポート：従業員の心の健康に気を使い、マインドフルネスプログラムなどを通じてサポートが行われます。
- 多様性を尊重する文化：職場の多様性・包括性をサポートする研修プログラムが実施されており、全ての社員が安心して働ける場を整えています。

CBREの姿勢

CBREは2013年にロサンゼルスのダウンタウンオフィスが世界初のWELL認定を受けて以来、持続可能な社会の発展に貢献することを目指しています。また、2024年3月には米国IWBIから「ウェル・エンタープライズ・プロバイダー・オブ・ザ・イヤー」の称号も受けています。

今回のWELL認証取得を通じ、CBREでは、ワークプレイス戦略やプロジェクトマネジメント、デザインなどのサービスを提供し、企業や個人の快適なオフィス環境をサポートします。最適なワークスペースの設計を実現し、職場での生産性向上と健康促進を同時に追求していく意思を表明しました。これからの働き方を見据えたCBREの取り組みに、期待が高まります。