メルクグループジャパンがJRグループとCO2削減に向けた提携を開始
メルクグループジャパンとJRグループの新たな提携
メルクグループジャパンは、JR東海、JR西日本、JR九州との間で画期的なパートナーシップを結び、CO₂排出量を実質ゼロにするサービス「GreenEX」を展開することを発表しました。この革新的な取り組みは、環境保護への意識が高まる中で、国内の大手企業と連携した新しい一歩となります。
「GreenEX」の概要
「GreenEX」とは、JRグループが提供するサービスで、企業がこのプログラムを導入することで、社員が新幹線を利用する際のCO₂排出が実質的にゼロとなります。具体的には、東京から鹿児島中央までの新幹線利用時に排出される二酸化炭素が相殺される仕組みです。このサービスにより、企業は環境負荷の軽減を図り、持続可能な移動手段を実現することができます。
メルクのサステナビリティへの取り組み
メルクグループジャパンは、イノベーションを通じて社会に持続可能な価値を提供することを使命としています。特に、サステナビリティは企業戦略の中心的な要素であり、2040年までに気候中立を目指しています。その一環として、2030年までに温室効果ガス排出量のスコープ1およびスコープ2を50%削減し、スコープ3の間接排出量を52%削減する計画を立てています。このような積極的な取り組みは、今後の持続可能な社会の実現に向けた重要なステップといえるでしょう。
メルクの世界的な存在感
メルクはヘルスケア、ライフサイエンス、エレクトロニクスの分野でグローバルに展開している企業であり、63,000人以上の従業員が人々の暮らしを豊かにするために日々努力しています。ゲノム編集から独自の治療法の開発、電子機器のスマート化まで、多岐にわたる研究と開発が進められています。2023年には65カ国で210億ユーロの売上を達成しました。
今後の方向性
メルクグループジャパンは、サイエンスとテクノロジーを通じて人々の生活を豊かにするため、今後もサステナビリティの推進を続けていく方針です。また、企業と地域社会が協力して、環境に配慮した新しいビジネスモデルを構築することが求められています。「GreenEX」がそのフレームワークとなり、社会全体の意識改革を促進することに期待が寄せられています。
この新たな提携が、環境負荷軽減の一助となり、持続可能な未来へとつながることが願われます。
会社情報
- 会社名
-
メルクバイオファーマ株式会社
- 住所
- 東京都目黒区下目黒1-8-1アルコタワー 4F
- 電話番号
-