世界の頂点を決める「FIFAe World Cup 2025™」
2025年12月10日から13日まで、サウジアラビアのリヤドで「FIFAe World Cup 2025™」が開催され、eFootball™を競技タイトルにしたこの大会でモバイル部門と家庭用ゲーム機部門の初代チャンピオンが決定しました。
競技の背景と開催概要
「FIFAe World Cup」は、国際サッカー連盟(FIFA®)とコナミデジタルエンタテインメントが共催する公式eスポーツ大会です。今年度で2回目を迎えるこの大会には、過去最多となる90か国以上から累計1,651万人が参加し、各国での予選を通過した代表選手が集まりました。モバイル部門と家庭用ゲーム機部門にそれぞれ12か国の選手が挑む中、熾烈なグループステージを経て決勝へ進出しました。
モバイル部門:タイが初優勝
モバイル部門の決勝戦では、タイのJXMKT選手が初めて世界王者の座を掴みました。初戦では、タイが圧倒的な攻撃力を見せつけ、ブラジルに対して強烈なミドルシュートを決め、さらには追加点も奪うことに成功しました。一方で、タイの守備も堅く、次戦でもブラジルが先制するもすぐに追いつき引き分けに。この結果、タイは勝ち点制のもと初優勝を果たしました。JXMKT選手は試合後、コーチへの感謝と共に、タイ国民の応援に感謝の意を表しました。
家庭用ゲーム機部門:ポーランドが栄冠を手に
家庭用ゲーム機部門では、ポーランドのOstrybuch選手とZilo選手のコンビがイタリアとの対決に挑みました。第1戦は1-1で引き分け、決勝戦は運命の2戦目へ。ポーランドが前半の終了間際に先制点を挙げ、以降は堅固な守りを維持しつつ体制を整え、最終的にポーランドもまた初の世界王者として栄冠を獲得しました。Ostrybuch選手は自らのプレーへの自信を語り、兄弟のようなチームワークの大切さを感じているとコメントしました。
今後の展望
次回大会「FIFAe World Cup 2026™」のゲーム内予選が2026年2月からスタート予定です。この大会への参加を通じて、各国のプレイヤーが再び世界への道を切り拓く機会が与えられます。持ち味を活かし、夢を実現するために挑戦し続ける姿勢が求められます。
アーカイブ動画の視聴
この熱き戦いの模様はアーカイブ動画として、以下のリンクからも視聴することができます。
eFootball™について
eFootball™は、1995年に第1作が発売された「ウイニングイレブン」シリーズをリブランドしたもので、現在までに世界累計ダウンロード数は9億を越えています。基本プレイが無料で提供され、家庭用ゲーム機やPC、モバイルデバイスでも利用可能です。選手の移籍や試合結果も反映されるリアルタイムなゲーム体験を楽しめる魅力があります。さらに、自分だけのオリジナルチームを作成できる「ドリームチーム」や、最大3人で協力プレイが楽しめる「co-op」モードも用意されており、多様なプレイヤー層に対応しています。
公式サイトやソーシャルメディアを通じて、最新情報をチェックしながら、次の大会への参加を心待ちにしましょう。