ダイナミックマップ株式会社が一橋ビジネススクールでの講演を実施

一橋ビジネススクール戦略的経営者研究会での講演

2024年8月8日、一橋大学の千代田キャンパスにて「第28回研究会」が開催され、ダイナミックマッププラットフォーム株式会社の代表取締役社長である吉村修一氏が講演を行いました。このイベントは一橋大学のMBAプログラムの在学生と修了生を対象としており、自己研鑽やネットワーキングの場として機能しています。

吉村氏が講演を行ったテーマは「投資家から経営者へ～日本発のグローバルスタートアップを目指して～」。約40名の参加者を前に、吉村氏は自身の経験を通じて得た重要な教訓や、同社の経営ビジョン、高精度3次元データビジネスの実績と未来展望、さらには投資家と経営者の違いと共通点について詳しく説明しました。

講演内容のハイライト

吉村氏の講演では、特に投資家としての視点から経営者としての役割に転身する過程が強調され、参加者はそのリアルな体験を通じて多くの洞察を得ることができました。自身が関わったさまざまなプロジェクトの経験から得た知見は、ダイナミックマッププラットフォームの成長にどのように寄与しているのかを詳述し、その中で高精度3次元データが各産業においてどれほど重要であるかも紹介されました。

質疑応答セッションでは、参加者から組織作りやグローバル経営に関する質問が相次ぎました。ある参加者は「グローバル展開に向けた組織やカルチャー設計について非常に勉強になった」とコメントし、また別の参加者も「スタートアップ経営の実情を知ることができた」と感想を述べました。このように、吉村氏の講演は参加者にとって貴重な学びの場となりました。

ダイナミックマッププラットフォーム株式会社の概要

ダイナミックマッププラットフォーム株式会社は、2016年に設立され、日本政府と自動車メーカーを含む企業群の支援を受けて成長してきました。現在、アメリカ、ドイツ、韓国、中東に子会社を持ち、約300名のスタッフが在籍しています。同社の主な事業は、自動運転技術や先進運転支援システム（ADAS）など、多様な産業向けに、高精度な3次元データを提供しています。

今回の講演を通じて、吉村氏は今後も事業展開や高精度3次元データの活用方法に関する情報を広く発信し、PR活動に注力していく意向を示しました。