特別号「歴史群像8月号」の魅力と豪華付録を徹底解説

豪華特別号「歴史群像8月号」とは

2025年7月4日、株式会社ワン・パブリッシングが発売する「歴史群像8月号」は、太平洋戦争の終戦80周年を記念した特別号です。特に注目すべきは、この号に付属する特大パノラマ・イラスト・ポスター「帝国軍艦大画報」です。

特大ポスター「帝国軍艦大画報」の魅力

「帝国軍艦大画報」は、戦前に発行された雑誌「少年俱楽部」の付録を基にした復刻版です。このポスターには、戦艦から輸送艦、さらには航空機に至るまで、合計300隻の艦船と48機の航空機が描かれています。タテ500ミリ、ヨコ735ミリの特大サイズは、眺めるだけでも大変魅力的です。ポスターを見つめることで、太平洋戦争における艦船や航空機の歴史を身近に感じることができます。さらに、本誌に掲載されている解説記事によって、ポスターの内容がより深く理解できる内容も提供されているため、読者にとっても価値ある体験となることでしょう。

太平洋戦争に関する充実した特集

本号のテーマである太平洋戦争関連の記事は非常に充実しており、他誌に先駆けて紹介される映画「雪風 YUKIKAZE」のプレビューが含まれています。この映画は、戦艦「雪風」の歴史を描いており、特に戦闘シーンや艦内セットの写真が16点収録されています。加えて、駆逐艦「雪風」の建造から戦後の道のりを追った「駆逐艦『雪風』の生涯」や、日本海軍の戦術に触れる「検証日本海軍水雷戦隊の水雷戦術」など、歴史を学ぶための絶好の資料が豊富に掲載されています。

終戦時の日本海軍艦艇の姿

また、終戦前後に米軍機により撮影された航空写真から最後の日本海軍艦艇の様子を探る「終戦時日本海軍残存艦の様相」や、「戦史叢書」編纂の過程を検証する「検証『戦史叢書』」といった記事もあります。これらは、太平洋戦争の研究には欠かせない情報となることでしょう。

その他の特集記事

この号の魅力は太平洋戦争だけにとどまらず、他の歴史的なトピックも含まれています。第2特集「米軍vs英軍～勝利の背後にあった同盟内の確執」や、第3特集「激突！南北朝の争乱」など、多岐にわたる内容が掲載されています。さらには、家康の伊賀越えや、軍港補給路の再現記事などもあり、見る人を飽きさせない充実ぶりです。