EY新日本、経済産業省「なでしこ銘柄」選定支援を開始し女性活躍を推進

EY新日本、女性活躍を推進する「なでしこ銘柄」選定支援を発表

EY新日本有限責任監査法人は、経済産業省が主催する「なでしこ銘柄」及び「Nextなでしこ共働き・共育て支援企業」の選定を支援しています。2023年8月26日から選定に向けた公募が開始され、今年で5年目を迎えるこのプログラムは、企業の女性活躍推進の努力を評価する重要な機会とされています。

なでしこ銘柄とは？

「なでしこ銘柄」は、女性の活躍を重視した企業を選定する取り組みであり、経済産業省と東京証券取引所が共同で実施しています。令和5年度からは特に「共働き・共育て支援」に焦点を当て、「Nextなでしこ」としてさらに進化しました。これにより、企業の中長期的な企業価値向上を目指しながら、女性の活躍を促進する環境を整えることが目的です。

EYの取り組みとその意義

EY新日本は、女性活躍支援に関する豊富な知見と広範なネットワークを活用し、企業が持続的な成長を遂げる手助けをしています。FAAS事業部の中務貴之プリンシパルは、「なでしこ銘柄」選定が、企業の取り組みを投資家や労働市場にアピールするための絶好の機会になるとコメントしています。

企業が行う女性活躍支援や両立支援の取り組みが、中長期的に企業価値を高めることにつながる見込みです。また、応募の幅を広げ、全ての上場企業からの応募を歓迎しています。

今年度の選定プロセス

2023年度は、全上場企業を対象に、女性活躍度調査に基づいて業種ごとに「なでしこ銘柄」と「Nextなでしこ共働き・共育て支援企業」を選定します。特に注目されるのは、両立支援に優れた企業が「Nextなでしこ」として選ばれる点です。最大30社が「なでしこ銘柄」、最大20社が「Nextなでしこ」に選定される予定です。

応募方法とスケジュール

応募は、2023年8月26日から10月18日まで受け付けられています。選定結果は2024年3月下旬に発表される予定です。選定に関する詳細は、EY新日本のウェブサイトで確認できます。加えて、9月4日にはオンライン説明会も予定されており、企業の関心を高める機会となります。

まとめ

EY新日本の取り組みは、女性の活躍を促進するだけでなく、企業の持続可能な成長にも寄与する重要なものであると言えるでしょう。各企業が自らの取り組みを見直し、選定への応募を通じてさらなる女性活躍を目指すことが期待されています。女性の活躍を支え合う企業文化が浸透することで、日本全体の企業価値向上に繋がることを願っています。

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