NTT東日本グループが織りなすフルーツの新しい形
NTT東日本グループは、地域の持続可能性を追求する新プロジェクト「森のめぐみ研究所」を立ち上げ、そこから生まれた全く新しいフルーツ、「Re:DESIGN FRUITS」を発表しました。このプロジェクトは、過疎化が進む地域の廃校を活用し、未利用木材からの木質バイオマスを用いて再生可能エネルギーを生み出し、そのエネルギーを使ってドライフルーツを製造しています。
森とフルーツの繋がり
日本の森林は現在、伐採適齢期に達した木々が多く、間伐が必要であるにも関わらず、林業従事者の不足や高コストが問題となっています。毎年多くのフルーツが生産されるものの、日持ちの短いフルーツや規格外品が多数廃棄されています。「森のめぐみ研究所」は、こうした森の再生と食品ロスの削減を同時に実現することを目指しており、再生可能エネルギーによる製品開発を進めています。
「Re:DESIGN FRUITS」の特徴
製品名には「Re:DESIGN」が含まれていますが、このドライフルーツは糖分や添加物を一切使用せず、自然の素材だけで作られています。また、製造過程には地域循環型の仕組みが取り入れられており、このフルーツを購入することでサスティナブルな取り組みに参加していることになります。この取り組みを通じて、消費者に新しいフルーツの在り方を提案しています。
パッケージデザインに込められた思い
「Re:DESIGN FRUITS」のパッケージデザインは、れもんらいふの千原徹也氏が手掛けました。従来のドライフルーツパッケージが持つナチュラルなイメージに対し、今回のデザインはポップで可愛らしいツートーンカラーを採用。これにより、サスティナブルなフルーツをもっと身近に感じてもらえるよう工夫されています。
また、ギフト用のボックスも用意されており、色を変えた5つのパッケージを組み合わせることで一つの絵柄を完成させる遊び心も満載です。購入者には「フルーツを考える会」の会員カードがプレゼントされ、サスティナブルな社会に貢献している証明にもなります。
ポップアップイベントで直接手にとって
この「Re:DESIGN FRUITS」は、2024年2月7日から14日まで、東急プラザ原宿の「ハラカド」にてポップアップイベントが開催されます。来場者は、実際にドライフルーツを手にとり、商品の魅力を体感できるチャンスです。また、条件を満たした方には千原徹也氏デザインのオリジナルTシャツがプレゼントされる特典もあります。
まとめ
NTT東日本グループの新しい挑戦「Re:DESIGN FRUITS」は、地域の環境と経済の持続可能性を意識した画期的な製品です。サスティナブルな取り組みを楽しみながら社会に貢献していくこのプロジェクトが、今後どのように広がっていくのか、注目が高まります。