医療支援クラウドサービス『LOOKREC』、導入施設数が1,200件を突破！成長の理由とは

医療支援クラウドサービス『LOOKREC』が導入施設数1,200件を突破

最近、医療支援クラウドサービス『LOOKREC』を提供する株式会社エムネスが、2024年9月時点での導入施設数が1,200件を超えたことを発表しました。この成長は、デジタル化が進展する医療業界の流れに乗った結果ともいえます。

LOOKRECの導入が加速する背景

LOOKRECは、2021年からの約3年間で導入施設数が約8倍に急増しました。この急成長の背後には、2022年に設置された医療DX推進本部や、2023年に発表された電子カルテ情報の標準化など、政府の政策が影響しています。従来デジタル化が遅れていた医療業界でも、最近ではクラウドサービスの需要が高まっています。

さらに、LOOKRECの特徴として、フルクラウド型の医療システムであり、現役の放射線診断専門医が開発に関与している点があります。このため、利用者にとって非常に使いやすいビューワ機能やレポートシステムが整備されており、多くのユーザーから高評価を得ています。

NPS調査の結果から見るユーザー満足度

今回エムネスでは、LOOKRECの導入施設を対象にNPS（ネットプロモータースコア）調査を実施しました。その結果、全体のNPSスコアは23.73となり、特に設定や運用を担当する医師からは34.48という高いスコアを得ています。

この調査には、医師をはじめとした59名の有効回答があり、導入施設では、LOOKRECの機能やサポートの良さ、特にレスポンスの速さに対する高い満足度が見て取れました。中には、CT検査等の機種を導入した際の便利さや、画像操作の良好さに言及するユーザーもおり、実際の操作経験からの貴重な意見が寄せられました。

専門医からの評価も高いLOOKREC

医師たちは、LOOKRECのクラウドベースのシステムがもたらす便利さを強調しています。特に、クラウドにより新たな機器を設置する必要がなく、手軽に導入できるという点が好評です。また、他機関との連携がスムーズであることも、医療現場において重要なポイントとなっています。

企業の成り立ちと将来展望

株式会社エムネスは、「身体の状況をありのままに正確にリアルタイムに伝え、医療従事者が連携して理想の医療を提供できるようにすること」を目指しています。LOOKRECは、医療現場のデジタル化を加速し、医師の働き方改革や、病病・病診連携に寄与するシステムとして需要が高まっているのです。

今後も医療業界はデジタル化が進む中で、LOOKRECのようなクラウドサービスがより多くの施設で受け入れられ、患者にとっても安心できる医療環境が整うことが期待されます。さらに、エムネスは、国内外の医療連携を進める上で、LOOKRECの機能を進化させ続けることでしょう。