神戸GLION ARENA KOBEに次世代ネットワークIOWNが導入
神戸市に位置するGLION ARENA KOBEは、これまでにない新しいエンターテインメント体験を提供するため、次世代通信技術「IOWN」を導入しました。これは、スマートバリューが所有する連結子会社、One Bright KOBEが運営しており、NTTグループとの協力によって実現したものです。特に注目すべきは、この技術が西日本のアリーナとして初めて常設されることで、アリーナ全体でのライブエンターテインメントの質と臨場感を向上させることが期待されています。
IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)は、2030年の実用化が見込まれている次世代通信基盤の構想で、光波長の専有によって実現されるオールフォトニクス・ネットワークを基盤としています。この技術を用いることで、GLION ARENA KOBEは別会場と実時間で繋がり、「高速・大容量」「低遅延・ゆらぎゼロ」の特性を活かし、臨場感溢れる映像や音声を観客に届けることが可能になります。これにより、遠くにいるお客さんでもまるで現場にいるかのような体験が得られるのです。
新しいライブ体験をサポートするイベントの開催
さらに、2025年10月には、「IOWN」と実際の感覚を人間中心に拡張する「FEEL TECH®」を組み合わせた未来型ライブビューイングイベントも予定されています。これは、GLION ARENA KOBEと大阪・関西万博会場を通じて実現され、観客は大阪にいながらも神戸の試合を体感できるという新たな試みです。この画期的なイベントでは、両会場で双方向性の応援が行われ、参加者同士のリアルタイムなやり取りが実現される予定です。
GLION ARENA KOBEの特色
GLION ARENA KOBEは2025年4月に開業した関西最大級のアリーナで、最大1万人を収容できるスペースを誇ります。設計には音響や映像設備への妥協がなく、いつでも高品質な観戦が可能です。B.LEAGUEの「神戸ストークス」のホームゲームを始め、多様なイベントが開催されていて、地域の文化やスポーツシーンを支える重要な役割を果たしています。
一覧:ライブビューイング開催概要
- - 名称:IOWN×FEEL TECH®未来型ライブビューイング
- - 日程:2025年10月4日(土)18:05~、10月5日(日)14:05~
- - 会場:大阪・関西万博会場内フェスティバルステーション
- - 参加費:無料(万博会場入場料は必要)
- - 主催:兵庫県
- - 特別協力:NTTグループ、One Bright KOBE
神戸の新たなエンターテインメントの未来が、IOWNの導入により変わろうとしています。今後も、より多様な体験を提供し続けるGLION ARENA KOBEから目が離せません。