コロナ時代の新しい働き方。
新型コロナウイルス感染症が広がり始めた2020年3月、当社はテレワークの導入を迅速に進めました。自宅での業務に取り組む従業員が約7割を占める中、これまで本社機能を持っていた有楽町オフィスを閉鎖し、東京リサイクルセンターへ移転することを決定しました。この移転により、より柔軟な働き方を実現し、従業員が効率的に働ける環境を整えることを目指しています。
東京リサイクルセンターの歴史と特徴
東京リサイクルセンターは、当社が2008年に開設した江東区のリサイクルセンターから始まり、2015年には現在の江戸川区に新設されました。産業廃棄物処理業界には「3K」と呼ばれる厳しいイメージがつきまといますが、当社はこれを脱却し、従業員に優しい職場づくりを行っています。食堂や休憩スペースには、ウッドテイストのデザインとヴィンテージ感あふれる家具を使用し、リラックスできる空間が整えられています。
また、当社では「お掃除」を行動指針に掲げ、全従業員が実践する「5S運動」によって、綺麗で整理整頓された職場を維持しています。この取り組みは、作業環境の安全性を高めるためにも重要です。
職場環境の具体的な内容
東京リサイクルセンターには、オフィスフロア、食堂、およびドライバー用のサテライトルーム等が設けられています。オフィスフロアはフリーアドレス制で、出勤する従業員は約3割。大型モニターに全国の事業所の様子がリアルタイムで映し出され、地方との円滑なコミュニケーションが可能です。
食堂フロアでは、ソファを配置してリラックスした雰囲気を提供し、従業員同士のコミュニケーションを促進しています。またサテライトルームは、ドライバーが必要な情報を集約し、情報共有の場ともなっています。
安全で快適な職場を目指す取り組み
三洋商事では、職場の安全性を確保するために様々な取り組みを行っています。毎朝、全従業員がオフィスの掃除を行い、清潔な環境を整えています。この活動は事故防止に寄与し、安全で安心な作業環境を築くことを目指しています。
さらに、女性従業員の活躍を支援するために「BLT(Best Lady Transition)プロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトは、結婚や出産といったライフイベントによる不安を解消し、女性が安心して就業できる環境を整えることを目的としており、美容手当や作業服の選択肢を提供しています。
今後も三洋商事は、コロナ時代に適した新たな働き方を推進し、従業員が快適に働ける職場環境を提供し続けていきます。
施設案内
- - 所在地: 東京都江戸川区東葛西3丁目17番41号
- - アクセス: 東京メトロ東西線「浦安駅」から徒歩10分
- - 移転日: 2020年11月1日
今後の変化を注目し、新しい働き方がどのように進化していくのか、当社の取り組みが多くの企業へ良い影響を与えることを期待しています。