世界中で愛されるミニチュアアートの秘密に迫る!田中達也氏の最新刊『みたてのくみたて』
「生卵」が「島」に、「唐揚げ」が「岩」に、「眼鏡」が「自転車」に。日常にあるありふれたものを、想像力を掻き立てるミニチュアアートに変えてしまう田中達也氏。彼の作品は、世界中で多くの人を魅了し、Instagramでは13年間毎日新作を発表し続け、その作品数は5000点以上にのぼります。
そんな田中氏が、自身のアイデアを生み出し続ける秘訣を惜しみなく公開したのが、最新刊『みたてのくみたて』です。本書では、田中氏独自の「見立て」の発想を、7つの発想法に分類し、写真やイラストを交えながら解説しています。
形、色、動き… 視点を変えればひらめきは無限大!
「どうして、アイデアが尽きないのですか?」これは、毎日新作を生み出す田中氏のもとに、最も多く寄せられる質問です。本書では、この誰もが知りたい発想の秘密に迫り、制作の裏側を初公開します。
田中氏のアートは、単にミニチュアを並べているだけではありません。形、色、動き、スケール、擬人化など、様々な視点から物事を捉え直し、組み合わせることで、新たな世界を生み出しています。本書では、これらの発想を具体的な作品例とともに紹介し、読者も自身のアイデアを膨らませるヒントを得られるように工夫されています。
「見立て」の思考が、創造力を開花させる!
本書を読み進めるうちに、田中氏の作品の魅力に引き込まれるだけでなく、企画やクリエイティブ制作に役立つ新たな視点を手に入れることができます。「見立て」という思考法は、既存のものを組み合わせ、新しい価値を生み出す力、そして人々に共感を与えるアイデアを生み出す力を養うのに役立ちます。
本書のポイント
田中達也氏の「見立て」の技法を、7つの発想法に分類して解説
作品写真とイラストで、アイデアのポイントを分かりやすく解説
発想のヒントが満載で、企画やクリエイティブ制作に役立つ
田中達也氏の作品の魅力と、制作の裏側を知ることができる
田中達也氏について
田中達也氏は、1981年熊本県生まれのミニチュア写真家・見立て作家です。2011年から「MINIATURE CALENDAR」をスタートさせ、以来毎日新作を発表し続けています。国内外で開催中の展覧会「MINIATURE LIFE展田中達也見立ての世界」は、累計230万人を突破する人気を博しています。Instagramのフォロワー数は380万人を超え、世界中で注目を集めるアーティストです。
『みたてのくみたて』は、田中達也氏の「見立て」の世界を深く理解し、自身の創造力を開花させるための、必読書と言えるでしょう。