2026年版サマーインターンシップランキングが発表
株式会社サポーターズが主催する「参加してよかったエンジニアサマーインターンシップランキング2026」が発表され、2027年に卒業予定のエンジニア職を志望する学生のための貴重な情報が共有されました。この調査は、インターンシップ選びに悩む学生を支援するとともに、企業がより良いエンジニア向けインターンシップを企画する際の参考となります。
調査概要
調査対象は691名の2027年卒業予定のエンジニア志望学生で、調査は2026年2月6日から2月25日の間に実施されました。調査結果からは、インターンシップが企業と学生のマッチングの重要な場として定着している現状が浮き彫りとなりました。昨今、エンジニアのインターンシップは、単に業界を知る場から内定を受けるための重要な機会へと変化しています。
総合ランキング結果
今回の調査では、LINEヤフー株式会社が2年連続で総合ランキング1位を獲得しました。さらに、「技術力の向上」や「周りのレベルの高さ」といった部門別評価でもトップの結果を残しました。この高い評価は、LINEヤフーのインターンシップの質の高さを示しており、学生たちがリアルな業務の中で技術を学ぶ機会を提供されることによるものです。
学生からは「実際のサービス開発に携わり、現場のエンジニアとしてのスキルを感じられた」という声が多く寄せられました。また、2位のリクルート社、3位のSmartHR社についても、メンタリング体制や職場の雰囲気が魅力的であったとの声が多く、技術力だけでなく、人間関係や組織文化の理解も重要視されています。こうした結果は、エンジニア採用を巡る競争が激化する中で、各企業がインターンシップの質向上に力を入れる背景となっています。
高い参加率
調査の結果、サマーインターンシップに参加した学生は98.8%に達し、多くの学生がインターンシップを「必須のプロセス」と位置づけていることが分かりました。実際、インターンシップへの参加が就職先としての志望度に与える影響は大きく、約75%の学生がこの点に同意しています。これは、エンジニア採用活動において、インターンシップが単なる業界研究の場ではなく、実際の就職先を決定するための重要な機会となっていることを示しています。
参加期間と選定基準
参加した学生の多くは、1〜3週間のインターンを選択しており、この期間が就業意向に最も影響を与えていることが明らかです。学生がインターンを選ぶ際の重視ポイントでは、内容が最も重要視されており、スキルアップを求める傾向が見受けられます。さらに多くの学生が「選考への有利さ」を重視しており、このようにインターンシップの設計は採用競争において大きな鍵を握っていると言えるでしょう。
収集した情報を活用したインターンの選択
学生は一般的な就活サイトや技術ブログ、さらにはエンジニア間で共有される「魔法のスプレッドシート」を活用し、インターン情報を収集しています。これにより、企業の実態を多角的に把握する姿勢が見えます。調査結果からは、金銭的報酬を提供する企業が多いことも分かり、学生が「プロフェッショナルとして扱われる」ことを重視している傾向が見受けられます。
株式会社サポーターズの意義
代表取締役の楓博光氏は、2025年卒業生から採用直結型インターンシップが認められ、多くの企業が参加することで学生がスキルアップや選考での有利さを求める傾向が強まっていると説明しています。また、生成AIの普及がエンジニア就活に変革をもたらしつつある時代において、企業と学生の双方が新たな基準でマッチングを図る必要があると強調しています。
サポーターズは、企業のインターンシップ支援に加え、エンジニア学生向けの企画としてハッカソンやテックカンファレンスの開催も行い、日本のITエンジニア不足解消に貢献しています。今後も、エンジニア学生のキャリア支援を充実させ、良質なインターンシップの設計を推進し続けることで、採用競争において勝ち抜く企業を育成していくことでしょう。