スイス時計ブランド「ノルケイン」、スキージャンプ小林陵侑選手を公式アンバサダーに起用
スイスの機械式時計ブランド「ノルケイン」が、スキージャンプ界のトップアスリートである小林陵侑選手を公式アンバサダーに迎えることを発表しました。
ノルケインは、家族経営による独立企業として、スイス時計業界に新たな風を吹き込むブランドとして知られています。そのブランド精神は、「My life, My way」。
小林選手は、北京オリンピックノーマルヒル金メダル獲得やスキージャンプW杯年間総合優勝2回など輝かしい実績を持つ一方、世界最長飛距離291m(非公式記録)を達成するなど、常に挑戦を続ける姿勢は、ノルケインの理念と完璧に合致するとしています。
今回のアンバサダー就任について、小林選手は「自分のスタイルを貫くこと、そして常に挑戦し続けることが大切だと考えています。ノルケインの理念に共感し、共に未来を切り開いていきたい」とコメントしています。
ノルケインの副社長であるトビアス・カッファー氏も、「小林選手の挑戦し続ける姿勢は、ノルケインが大切にする『Independence(独立心)』『Adventure(冒険)』『Freedom(自由)』という3つの精神を体現している」と述べ、今回のコラボレーションに大きな期待を寄せています。
11月15日、新作発表イベント「NORQAIN PEAKS」開催
ノルケインは、11月15日に新作発表イベント「NORQAIN PEAKS」を開催します。このイベントでは、2024年の新作が世界に向けて発表される他、小林選手をはじめ、ノルケインのアンバサダーである楢﨑智亜選手も登壇し、カッファー氏とともに熱いメッセージを届ける予定です。
小林選手とカッファー氏の出会いは2024年8月。対談を通して互いの理念が一致し、今回のアンバサダー就任へと繋がりました。
イベントでは、小林選手が考える「日本のスキージャンプ界のエンターテイメント化」についても語られる予定です。
ノルケインについて
2018年に設立されたノルケインは、スイス・ニドー(ビール/ビエンヌ)に拠点を置く、完全に独立した家族経営の機械式時計ブランドです。取締役会には時計業界のエキスパートとエリートアスリートが名を連ね、高い専門性と革新性を兼ね備えています。
「Independence」「Adventure」「Freedom」という3つのコレクションを展開し、全てのモデルにスイス製の機械式ムーブメントを搭載。世界最高峰ムーブメント製造ファクトリーのケニッシ社との提携により、高品質な時計づくりを追求しています。
環境への配慮も重視しており、2022年にはスイス・クライメイト社のCO2-NEUTRAL認証を取得。持続可能なサプライチェーンの構築に取り組んでいます。
現在、ヨーロッパ、日本、アメリカなど世界各国で販売されており、日本では40店舗以上の正規販売店で取り扱われています。2021年にはスイス・ツェルマットに初のフラッグシップブティックをオープンし、その後シンガポール、ニューヨーク、チューリッヒにもブティックを展開するなど、グローバルな展開を進めています。2024年4月には、ジュネーブで開催された「Watches and Wonders」に出展し、世界的なブランドとしての地位を確立しました。
小林選手とのコラボレーションを通じて、ノルケインは更なる飛躍を遂げることでしょう。今後の展開に注目しましょう。