奈良一刀彫展
2025-10-17 11:30:40

特別展「知られざる奈良一刀彫の始祖岡野松壽」が展示される特別な機会

奈良の伝統工芸を探求する特別展「岡野松壽」



2025年11月28日から2026年1月18日まで、奈良市のなら工藝館にて特別展「知られざる奈良一刀彫の始祖岡野松壽」が開催されます。本展は、奈良の古き良き伝統工芸、「奈良一刀彫」を築き上げた岡野松壽家に焦点を当て、その魅力を再発見する機会としています。

展示の特色



岡野松壽家は、江戸初期から明治終わりまで日本の木工細工の領域で活躍した有名な職人家系です。この特別展では、岡野松壽家の作品を初めて一堂に展示し、その卓越した技術と力強さを体験できます。展覧会は、奈良一刀彫の初心者にとってはその世界を知る機会になりますし、既に親しんでいる人々にとっては引き続き新しい魅力を提供します。

展示の目的は、岡野松壽家の作品が持つ奥深さや、時代を超えて受け継がれてきた技術の高さを視覚的に体感することです。特に、9代目と10代目は、その芸術性の高さから今もなお高く評価されています。

作品とその歴史



展示される作品は多岐にわたり、古式奈良人形や、名工として知られる九代・十代松壽の作品、また伝統を重んじた十二代・十三代松壽の作品が含まれています。これらの作品は、代々受け継がれた技術によって生み出されており、それぞれが岡野松壽家独自の造形美を反映しています。

特に九代目(保伯)と十代目(保久)の技術は、奈良一刀彫の進化に大きな影響を与えました。彼らの作品には、技巧だけではなく、魂が宿っているかのような凄みがあります。会場内では、江戸から明治にかけて制作された人形や、特に格式の高い「春日有職」という名称を持つ芸術作品が展示されており、来場者を魅了すること間違いなしです。

来場に際しての情報



入館は無料で、開館時間は毎日午前10時から午後6時までで、最後の入場は午後5時30分まで。展示期間中は、毎週月曜日が休館日ですが、祝日の場合は開館し、その翌日が休館となることがあります。また、年末年始の12月26日から1月5日までは閉館していますので、計画的に訪問することをお勧めいたします。

特別展では、展示解説や奈良一刀彫の実演・道具解説などのイベントも予定されています。詳細はなら工藝館の公式ウェブサイトで随時発表されますので、興味のある方はぜひチェックしてください。

お問い合わせ



興味を持たれた方は、以下の情報でお問い合わせいただけます:
  • - 所在地:〒630-8346 奈良県奈良市阿字万字町1-1
  • - 電話番号:0742-27-0033
  • - メールアドレス:[email protected]

この特別展に足を運んで、奈良の伝統工芸の深い世界に触れてみてはいかがでしょうか。


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株式会社小学館集英社プロダクション
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