新たな視点で楽しむ歴史の全貌『ビジュアルマップ大図鑑世界史』

歴史の新しい形を提供する図鑑の登場

2025年11月18日、東京書籍株式会社から『新訂版ビジュアルマップ大図鑑世界史』が発売されます。これは、COVID-19パンデミックをはじめとする最新の重要テーマが追加された完全版で、人類の500万年の歴史を視覚的に楽しめる内容となっています。

大図鑑の特徴

本書は、テーマに沿った豊富な地図やイラストを使い、世界中の文化や歴史を理解する手助けをします。アフリカや西欧はもちろん、アジア、アメリカ、オセアニアの文化的な動向も押さえているため、歴史と文化の多様性をひとつの流れとして理解できる工夫がされています。特に、約130のテーマを時系列で配置しているため、読むことで自然に歴史のストーリーを追体験することが可能です。

新しく追加されたテーマ

新訂版では5つの新しい見開き10ページが追加され、以下のテーマが含まれています：

- 暦（カレンダーシステム）
- アフリカの鉄器時代
- 中世ヨーロッパのユダヤ人
- ポーランド・リトアニア共和国
- COVID-19パンデミック
- フランス革命（革命と産業1700～1850年）
- 生まれ変わる日本（進歩と帝国主義1850～1914年）
- COVID-19パンデミック（現代の世界1914～現在）

このように、新たな視点から歴史を見返す機会を提供します。特に、COVID-19パンデミックに関する項目は、近年の重要な出来事を捉えており、現代の歴史を理解する上でも重要な部分を担います。

学ぶ楽しさを促進するビジュアル

本書は、160点以上の地図と600点以上の写真・図版を掲載しており、視覚的に楽しみながら学ぶことができる点が大きな魅力です。文字情報だけでは伝わりづらい歴史の流れや文化の多様性を、ビジュアルを通じて普及することが重要視されています。この傾向は、近年ますます強まっており、多くの書籍がそのような形式を取り入れ始めています。

監修者の紹介

この作品は、DK社が編著し、スミソニアン協会が監修を行っています。DK社は、イギリスに本拠を置く出版社であり、その美しいビジュアルと内容の面白さで高い評価を得ています。スミソニアン協会は1846年に設立された米国の学術研究機関で、世界最大の研究所・博物館群として知られています。日本語版監修は東京大学名誉教授の本村凌二氏が務めており、彼の専門知識が本書に反映されています。