スーダン支援を目的にした「#ノーサイドアクション」発表
2025年4月4日より、国際NGOロシナンテスによる新たなキャンペーン、「#ノーサイドアクション」が始まります。このキャンペーンは、“手と手を合わせた”シーンの写真をInstagramに投稿することで、スーダンに対する支援を行うというものです。投稿する際には「#ノーサイドアクション」のハッシュタグをつけることで、1投稿につき50円がスーダンの支援金として寄付されます。
スーダンの現状
2023年4月15日にはスーダンでの軍事衝突が始まってから2年を迎えます。この間、国際社会からの注目はあまり集まっていない一方で、被害は日々増加の一途を辿っています。死亡者数はすでに28,000人を超え、1200万人以上が家を失い避難民となる状況です。特に、人口の約半数が深刻な食料不足に直面しており、これは世界最悪の人道的危機ともいわれています。
このような現実に直面する私たちは、無力感に苛まされることもあります。しかし「ひとりでできることは少なくても、集まれば大きな力になる」という信念のもと、誰もが参加できる具体的なアクションを起こすことが必要です。「#ノーサイドアクション」は、自分たちの行動を通じて現地の人々に、彼らが忘れ去られてはいないということを伝えることを目的としています。
キャンペーンの特徴
このキャンペーンは、誰でも参加できることを特徴としています。参加者は“手と手を合わせた”写真を撮影し、Instagramに投稿するだけです。多くの方が気軽に参加できるよう、寄付や支援に関するハードルを下げています。また、特別な費用はかからず、期間中は何度でも投稿が可能です。
キャンペーンの概要
- - 実施期間: 2025年4月4日〜2025年5月16日
- - 対象SNS: Instagram(XやFacebookではカウントされません)
- - 趣旨: 全ての人がアクションを起こしやすく、この小さな行動が大きな変化を生むことを目指します。
参加方法
1. 手を合わせた写真を撮影する。
2. ハッシュタグ「#ノーサイドアクション」をつけてInstagramに投稿する。
3. 投稿が増えるごとに、現地への支援が広がります。
4. 多くの人が参加することで、心がつながり、健康的なつながりも生まれます。
参加者が少しでも行動を起こすことで、スーダンの人々に希望が届くことが期待されています。
ノーサイドの理念
「ノーサイド」はラグビー用語で、試合終了後に敵味方を問わずお互いを称賛する精神を示します。この理念を基に、争いや分断を超えて、人々が手を取り合い、互いに理解し合う重要性を象徴する言葉です。
協賛企業の募集
このキャンペーンの協賛企業も募っており、企業の寄付がスーダンでの緊急支援活動に役立てられます。興味のある企業は直接お問い合わせください。
ロシナンテスについて
ロシナンテスは、内戦中のスーダンにおいて、医療支援を行う国際NGOです。2006年に設立され、医療が届かない地域に対する支援を展開しています。今回のキャンペーンを通じて、多くの方にスーダン問題への意識を持っていただけることを願っています。