韓国アーティストJade Kimの個展「夢幻の空間」銀座で開催、心温まる作品群

韓国アーティストJade Kimの個展「夢幻の空間」

韓国・ソウルを拠点に活動するアーティストJade Kimが、妻の幼少期を題材にした新たな個展を開催します。この個展「夢幻の空間」は、2024年10月19日（土）から11月6日（水）の期間、銀座蔦屋書店のGINZA ATRIUMにて行われます。

アーティストについて

Jade Kimは、彼の愛する妻との会話や夢、そして社会問題を反映させたキャラクター「MIN」を中心に作品を制作しています。このキャラクターは、彼の妻の幼少期を描いたもので、彼女の日常や思い出、そして彼女が大切にする価値観を通じて深いメッセージを発信しています。

彼の作品では、色とりどりの花が頻繁に描かれており、これには人間関係の調和を象徴する意味が込められています。花が持つ自然な美しさを通じて、作品が鑑賞者に良い感情を引き出すことを願っているのです。

展示内容

本展では、日本をイメージしたアニメ的な要素も取り入れた大型作品や、特にこの展覧会のために制作された版画作品も展示されます。これらはすべて、Jade Kim自身の思いと感情が色濃く反映された作品であり、訪れる人々に深い感動を与えることでしょう。

展示される作品の一つ、《A Dreamy Day》は油彩キャンバスで259×193cmの大きさを誇ります。また、《Brown Time》や《Blue Right》といった作品も、彼の独自の視点と技法を用いて表現されています。

アーティストステートメント

Jade Kimは、現代社会の不安や恐れに対して、絵を通じて瞑想を行うような感覚を表しています。彼は、混乱した感情を整理し、静的な空間を与えることで、観る者に安心感をもたらすことを目指しています。「我々は、見えない力を持った美しい生命体であり、共に困難を乗り越え、新たな明日を迎えることができる」と述べています。

版画作品について

本展では、版画作品も展示され、特に《At Morning》という作品はデジタルプリントで作成され、エディションは30点です。これらの作品は、10月19日（土）午前11時から会場にて販売開始される予定です。事前のプレセールスにおいて販売が終了する可能性もあるため、興味のある方はお早めの来場をお勧めします。