更年期の心の不調を軽減！吉川千明のウェビナー開催

更年期と心の不調を理解する重要性

更年期はすべての女性に訪れる自然なライフステージですが、その影響は体だけでなく心にも及ぶことがあります。メノポーズカウンセラーであり美容家の吉川千明氏は、これらの心の不調について深く掘り下げ、正しい理解とケアの方法を提供するために活動しています。吉川氏は、対馬ルリ子医師と共に、2021年6月28日に「閉経がわかるセミナー」を開催することを発表しました。このセミナーでは、更年期における心の状態や具体的な不調、そしてその対処法を学ぶことができます。

更年期と心の不調の関係

月経が終わる「閉経」は、女性にとって新たな始まりであり、同時に様々な心身の変化が伴います。この期間に経験する「更年期」は、通常、閉経の前後10年間にあたりますが、この間に多くの女性が心の不調に悩まされることが多いです。代表的な症状として、イライラ、不安感、記憶力の低下、集中力の欠如、さらにはうつ的な気分や不眠が挙げられます。

吉川氏は「これらの心の不調は、女性ホルモンであるエストロゲンの急激な減少が引き金になることが多い」と指摘します。このホルモンバランスの変化によって、脳は新たな状況に対応しきれず、さまざまなストレス反応が引き起こされるのです。女性はこの時期、無気力になったり自己否定的な思考に陥ることが増えるため、しっかりとした理解とケアが求められます。

専門家によるサポート

「私どうしてこんな気持ちになるの？」と不安な気持ちを抱く女性も多いですが、吉川氏は「これは一時的なホルモン変化によるものなので、まずは安心してください」と語ります。サポートとしては、運動や趣味を楽しむこと、友人や家族とのコミュニケーションが効果的です。また、深刻な場合にはホルモン補充療法や漢方も検討する価値があるとのこと。