Akiliが1,300万ドルを追加調達!デジタルメディスンの未来に向けて

Akiliの資金調達とその影響



Akili Interactiveが新たに1,300万ドルを資金調達し、今年のシリーズCの総額が6,800万ドルに達しました。このニュースは、デジタルメディスンの分野で急成長を遂げている同社にとって大きな一歩となります。今回の調達に参加したのは、CLSA、オミダイア・テクノロジー・ベンチャーズ、デジタルガレージ・グループなど著名な投資家たちです。

前回の資金調達はテマセクが主導し、さまざまなベンチャーキャピタルが参加していました。AkiliのCEOであるエディー・マルトゥッチ博士は、今回の追加資金により、数百万人の患者に貢献できる可能性が広がり、デジタルメディスンの未来に向けた進展が期待されると語っています。

デジタルメディスンの新たな時代



Akiliのデジタルメディスンは、特定の脳の機能に働きかける仕組みを持つアクションビデオゲームによる治療法です。特に小児ADHDの治療を目指すAKL-T01は、米国食品医薬品局(FDA)による販売承認申請を行い、現在は審査待ちの状態です。この治療法は、もし承認を取得できれば、医療用ビデオゲームとして初のケースとなり、ADHDの小児患者に対するデジタルメディスンとしても新しい歴史を刻むことになります。

治療に対する期待と課題



Akiliは、精神・神経分野に特化した数多くのプロジェクトを進行中であり、AMDDや多発性硬化症(MS)に関するデジタル治療も開発しています。加えて、これらの治療法は病状の治療だけでなく、患者の生活の質を向上させることを目指しています。特に、AKL-T01の臨床試験から得られたデータは、2018年末までに発表される予定です。

デジタルメディスンに賭ける未来



AkiliのCEOは、デジタルメディスンが今後医療において重要な役割を果たすと信じており、そのためには投資家の支援が不可欠であると強調しています。CLSAのCEO、ジョナサン・スローン氏も、Akiliの革新的なアイデアが医療業界に与える影響に期待を寄せており、その成長を支援することを喜ばしいと述べています。

Akiliは、今後も新たな治療法の開発を進め、医療分野における革新を追求し続けることでしょう。私たちもその進展を見守りたいと思います。

会社情報

会社名
Akili Interactive Labs, Inc.
住所
500 Boylston Street Suite 1600 Boston, MA 02116-3891
電話番号

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