ROY株式会社がインドネシアと手を組む
2026年2月23日、神奈川県川崎市に本社を構えるROY株式会社は、インドネシア共和国バンドン市のインドネシア国立教育大学(UPI)との間で覚書を締結しました。この覚書の目的は、インドネシアにおける日本の建築学科コース「ROY建築学科 日本語コース」の新設です。このコースは、将来日本での就労を希望する学生を対象に、2級建築施工管理技士の資格取得に向けた教育を行う内容となっています。
建設業界の課題を解決する取り組み
現在、日本の建設業界は深刻な人材不足に直面しています。国土交通省の報告によると、技能労働者や施工管理技術者の高齢化が進展し、若い人材の確保が急務となっています。この背景を受け、ROY株式会社の新たな取り組みは、施工管理技士不足の解消に寄与し、ひいては建設工期の遅れやコスト高騰といった問題の緩和にもつながると期待されています。
調印式では、約90名の学生を対象に大石社長が特別講義を実施。日本の建設業界の現状や施工管理技士の役割について説明し、学生からは具体的な質問も数多く寄せられました。これにより、学生たちの高い関心が示されたことが伺えます。
コースの内容
「ROY建築学科 日本語コース」は、日本語能力試験N2相当の日本語教育を基盤に、専門用語や施工管理に関する基礎知識を習得するプログラムです。また、資格取得に向けた検定対策や、記述力向上のための文章作成指導も行います。さらに、ビジネスマナーや報告書・メール作成の実践的な教育も取り入れ、学生たちが日本で働く準備を整えることを目指しています。
他大学との連携
加えて、ROY株式会社はインドネシア総合研究所を通じて、同日、SANGGA BUANA UNIVERSITYとも覚書を締結しました。これにより、インドネシアの大学1年生からの日本語教育の導入や、日本でのインターンシップを通じた実務経験の提供、施工管理技士2級取得の支援制度を段階的に整えていく予定です。
建築研修センターの展開
また、ROY株式会社はインドネシアに建築研修センターを設立しています。このセンターでは、日本で求められる建設技術と日本語教育を一体的に行っています。今後は、ジャカルタやバンドン、バリ島への拡大を計画しており、2029年までに年間3,000名規模の卒業生を輩出することを目指しています。建設分野に加え、特定技能制度の対象となる他の分野への展開も視野に入れています。
ROモバイルは、インドネシアでの施策や活動について、外国人技能実習生特設サイト「accept」にて詳しく紹介しています。「accept」の最新情報は
こちらからご覧いただけます。
ROY株式会社について
会社概要
本社所在地: 神奈川県川崎市高津区坂戸3-16-1
代表者: 大石竜次
設立: 2009年1月23日
公式サイト:
ROY株式会社
このように、ROY株式会社の新しい挑戦は、インドネシアの学生にとって日本でのキャリア形成の道を拓く重要なステップとなることでしょう。