多文化共生を理解する「第9回高校生東南アジア小論文コンテスト」
神田外語大学は、7月7日から第9回高校生東南アジア小論文コンテストの応募受付を開始しました。このコンテストは、日本が目指す多文化共生社会の実現に向け、東南アジアの文化・経済・教育に対する理解を深めることを目的としています。特に、高校生が自らの視点でSDGs(持続可能な開発目標)に関連する課題を考察し、小論文にまとめる機会を提供しています。
コンテストの概要
このコンテストは、ベトナム、インドネシア、タイの三部門に分かれています。参加する高校生は、各国に関連するSDGsのテーマを基に、1,000~1,200字の小論文を作成することが求められます。応募の詳細については、神田外語大学の公式ホームページで確認できます。
募集内容・応募資格
日本の高校に在学中の高等学校生が対象で、締切の時点で在籍している学生が応募できます。なお、海外の高校や高等専門学校、中等教育学校に在学する生徒も、日本の高等学校に相当する学年であれば資格があります。
賞品に関する情報
参加者には魅力的な賞品が用意されています。最優秀賞には賞状と奨学金10万円が贈られ、他にも優秀賞(2名)、入選(42名)、さらに応募学校には学校奨励賞が授与される予定です。これにより、生徒たちは学びの機会を得るだけでなく、他の生徒や学校とも良い経験を共有できます。
応募方法と期間
応募はWebまたは郵送のいずれかで行えます。応募期間は2025年7月7日から9月5日までで、郵送の場合は当日消印有効、Web応募は締切日14時までとなっています。入賞者は2025年10月22日に発表予定で、HP上で詳細が公開される予定です。
各部門のテーマ
ベトナム部門
「みんなが学べる社会をめざして -ベトナムの教育とジェンダー平等-」というテーマでは、農村部や少数民族での教育格差に焦点を当てており、教育を通じてジェンダー平等や貧困問題の解決に結びつける視点が求められています。
インドネシア部門
「豊かな自然と共に生きる -インドネシアの環境と私たちの未来-」では、インドネシアの豊かな自然とそれに対する環境問題に触れ、持続可能な未来を築くための具体的な提案が期待されています。
タイ部門
「観光って良いことばかりなの? -タイの観光と地域の持続可能性-」では、観光がもたらす経済的利益だけでなく、それに伴う環境問題にも視点を当て、持続可能な観光の在り方を考える必要があります。
問い合わせ先
詳細な情報や質問がある場合は、神田外語大学高校生東南アジア小論文コンテスト事務局まで気軽にお問い合わせください。
E-mail:
[email protected]
このように、第9回高校生東南アジア小論文コンテストは、若い世代が国際問題に関心を持ち、考えを深める機会として大変重要です。多文化共生社会の実現に向けて、皆さんの参加をお待ちしております。