エンバーポイントとトレジャーデータが協業し新たなマーケティングパッケージを提供開始
エンバーポイントとトレジャーデータが手を組む
エンバーポイント株式会社は、米国カリフォルニア州に本拠を置くトレジャーデータ株式会社と協業し、新しいマーケティングパッケージ「Engage Connect Pack」を発表しました。このパッケージは、企業がリアルタイムでのマルチチャネルコミュニケーションを実現し、顧客体験(CX)を向上させることを目的としています。
「Engage Connect Pack」の概要
「Engage Connect Pack」は、トレジャーデータの提供するカスタマーデータプラットフォーム(CDP)と、エンバーポイントのマーケティングオートメーションツール「Engage Cros」を統合したものです。このパッケージには、顧客のオンラインとオフラインの行動を分析・可視化するための基礎的な環境構築、短期間での自走可能な施策のためのセグメントデザインなどが含まれています。また、Engage Crosが持つ多様なチャネルへの連携機能も活用できます。
具体的には、企業はこのパッケージを利用することで、顧客の状態や行動に合わせた適切なジャーニーを設計し、それに基づいたコミュニケーションを早期に実行することができます。このことにより、マーケティングにおける投資対効果(ROI)の向上が期待されます。
利用企業へのメリット
Engage Connect Packは特に、企業がCXの向上を目指すための有力な手段です。企業はTreasure Data CDPを用いて、多様な顧客データを収集・統合し、精度の高いセグメンテーションが可能になります。このセグメンテーション情報はEngage Crosに連携し、メールやLINE、SMSなどのチャネルを通じて、ターゲットに最適化された情報を提供できます。顧客との安定したコミュニケーションが実現することで、コンバージョン率の改善やロイヤリティの向上が期待されます。
さらに、顧客コミュニケーションの結果をTreasure Data CDPにデータとして連携することで、次回以降のチャネル最適化にも繋がります。このように、事業のPDCAサイクルを効率化することで、運用コストの削減も図れるのです。
業界内の影響
エンバーポイントは、20年以上にわたり国内メールマーケティングにおいてトップシェアを誇り、月間で83億通以上のメール配信を行っています。また、トレジャーデータは、世界中の400社以上にCDPを提供し洗練された顧客体験の実現に取り組んでいます。これら両社の協業により、今後、さらなるマーケティング施策の効果向上が期待されるでしょう。
今後の展開
今秋には、リアルタイムでセグメント情報を連携可能な新しいチャネルの提供が始まる予定です。これにより、企業はより柔軟に顧客とのコミュニケーションを設計し、実行することができるようになります。エンバーポイントとトレジャーデータの協業によって、マーケティングの未来がどう変わるのか、今後の展開に注目です。
会社情報
- 会社名
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エンバーポイント株式会社
- 住所
- 東京都千代田区有楽町1丁目7-1有楽町電気ビル北館20階
- 電話番号
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03-6868-8670