セブン-イレブンが地域貢献に向けて新たな挑戦
株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、全国に広がる店舗を通じて地域経済や観光促進、さらには健康増進をテーマにした新たな共創プログラム『Seven-Eleven Japan Innovation Program 2024』を開始します。このプログラムは、国が抱える多様な地域課題に対処し、地域の皆様との共創を通じて新たな価値を生み出すことを目的としています。
背景と目的
セブン-イレブンは、1974年に国内で初めて店舗をオープンして以来、常に「近くて便利」な存在として多くの人々に親しまれてきました。しかし、現代社会では地域のコミュニティの希薄化や、観光地では言語の壁や情報不足が問題視されています。これに対処するため、セブン‐イレブンは異なる分野のパートナーと連携し、地域に根差した価値を創造することで、地域経済の活性化を目指します。
プログラムの内容とテーマ
本プログラムでは、参加を希望する企業とセブン-イレブンが共創する形で以下の3つのテーマに基づいてアイデアを募ります。
1.
セブン-イレブン×地域経済
地域の魅力を発信し、コミュニティの活性化に寄与するアイデアを募集します。具体的には、地域行事の支援やコミュニティ機能の代替を目指した提案などが期待されています。
2.
セブン-イレブン×観光
増加するインバウンド需要に応えるため、観光資源のPRや便利なサービスを提供する案を求めています。例としては、荷物預かりやAR体験の提供などがあります。
3.
セブン-イレブン×健康
Z世代や中高年層の生活習慣病などを踏まえた健康促進のアイデアを募集しています。チルな時間を提供する空間の構築や、未病対策に関する提案が想定されます。
期待される効果
セブン-イレブンは、全国に約21,500店舗を展開しており、これを活かして地域のニーズに即したプロジェクトが期待されています。地域の特性を生かした商品やサービスを開発できれば、企業の成長だけでなく、地域社会の活性化にもつながるでしょう。これにより、セブン-イレブンはお客様に新たな価値を提供し、地域の皆様の笑顔を創出することが目指されます。
プログラムのスケジュールと応募資格
応募は法人に限られ、2024年の7月31日と8月26日の2回にわけて、提案を受け付けます。選考に通過したアイデアは、11月に開催されるワークショップでブラッシュアップされ、具体的な事業化へと進められます。参加資格には法人登記やプロダクト・技術の保有が必要です。
まとめ
このプログラムは、地域経済の活性化や健康促進、観光振興という幅広いテーマに挑むものであり、多くの企業が新たな価値を共創する機会となることでしょう。セブン-イレブンが提唱するこの新しい試みに、ぜひ注目しましょう。